ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑤ - シドニー空港〜バンコク空港

前々から告知していたように、ビジネスクラス特典航空券を使って、シドニーならびにバンコクに行ってきましたので、その体験記をまとめます。今回のビジネスクラスは、昨年2016年夏ごろから貯めたANAマイルを使って、特典航空券で航空券を発券しました。

この記事では、No.05としてシドニー空港からバンコクスワンナプーム空港へのビジネスクラスフライトの様子を紹介します。

はじめに

まずはじめに、今回ビジネスクラス特典航空券を使ってシドニーならびにバンコクに行くことにした理由について説明します。細かな理由・目的については、ビジネスクラス発券：オーストラリア・バンコク1人旅にまとめたので、そちらを参照していただければと思います。ざっくりまとめると

中途半端な陸マイラー活動でありながら、約半年で80,000マイルが溜まった
ビジネスクラスに搭乗することが目的(できればいろいろ経由しながらたくさん乗りたいし、短距離より長距離に乗りたい)
2017年04月時点でも予約可能

が目的であり、その候補を満たすものが「羽田〜シドニー」「シドニー〜バンコク」「バンコク〜プノンペン〜成田」でした。つまり、行き先には拘っていなく、とにかくビジネスクラスに乗ることが目的です。

なお、この連載は、

ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行① - 羽田空港ラウンジ
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行② - 羽田空港〜シドニー空港
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行③ - シドニー空港〜ホテル、市内観光
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行④ - シドニー空港ラウンジ
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑤ - シドニー空港〜バンコク空港（当記事）
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑥ - バンコク空港〜ホテル、市内観光
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑦ - バンコク空港ラウンジ散策
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑧ - バンコク空港〜プノンペン空港
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑨ - プノンペン空港ラウンジ
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑩ - プノンペン空港〜成田空港
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑪ - 成田空港アライバルラウンジ
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑫ - 番外編

の構成で書き上げる予定です（一部変更の可能性あり）。

飛行機への搭乗〜ウェルカムドリンク

飛行機への搭乗はもちろん、優先搭乗(Priority Boarding)を利用します。出発する時刻は変わらないといっても、ビジネスクラス搭乗のサービスの1つなので、利用しない手はありません。

搭乗後はすぐに、客室乗務員の挨拶とともにウェルカムドリンクであるシャンパンをいただきました。

まだ地上ですが、陸マイラーのよくある構図にチャレンジしてみました。

この構図には、やっぱりシャンパンが合いますね。

今回搭乗した座席

座席の位置

このとき搭乗した機体は、ボーイングの747。この機体の前方は2階建てになっており、タイ航空の場合は、ビジネスクラスの座席が1階に14席と2階に26席が配置されています。2階席はすべてビジネスクラスの座席となっています。2階席に乗れるチャンスはそうそうあるものではないので、今回は2階席のビジネスクラスに搭乗しました。

下記の写真の赤枠のあたりが今回搭乗した座席になります。

座席内部の様子

座席は、2階部分とはいっても、高さはそんなに窮屈さを感じることはありません。また、この写真のように、窓面を中心に丸みを帯びているのが分かります。

このような形をしているため、窓際の席だと、座席と窓の間に一定の空間ができてしまいます。その空間を利用して、タイ航空では(他の航空会社でも同じかと思いますが)荷物入れを配置しています。

座席上の荷物入れに荷物を入れてしまうと、フライト中に荷物が必要になっても取り出すのに手間がかかってしまいます。2列席の窓際だと、いくらビジネスクラスとはいえ、通路側の席の方にも迷惑になってしまいます。しかし、このように座席のすぐ近くに荷物入れがあれば、そのような心配をすることなく、荷物を入れることができます。荷物入れのサイズも十分です。

座席も、フルフラットシートではありませんが、身長が高い自分(175cmほど)が足を十分に伸ばしても余裕があります。

機内食の様子

機内食は12:00ごろと14:00ごろに提供がありました。

お昼頃の機内食

まずは前菜のサラダとパン。

続いてメインディッシュのお肉とポテト。お肉はとても柔らかくて美味しかったです。この写真だけ見ると、とても機内で食べているように見えないですね。

食後のデザートといった感じでしょうか。フルーツとチーズと一緒に食後の珈琲を楽しみます。

お昼過ぎの機内食

お昼過ぎには、タイ料理の麺っぽいものが提供されました。が、あまり自分の舌には合わなかったようです。少し食べてみましたが、お腹がいっぱいということで返してしまいました。ごめんなさい。

機内からの眺め

シドニーからバンコクへのフライトでは、下記のルートが採用されています。

つまり、このフライトでは、オーストラリアのど真ん中を貫く形の航路が設定されており、しかもTG476便は昼便なので、オーストラリアを上空から眺めることができます。ということで、iPadを使って撮った上空からのオーストラリアの景色をご紹介します。

空港を発って数分で住宅街が見えてきました。奥の入江には白い点々が写っており、おそらくヨットか船かと思います。

その数分後には民家などまったく見えない大自然。そして海岸線は断崖絶壁。

さらに数分でまた住宅街と入り組んだ湾。

1時間も経つと、オーストラリアのど真ん中に突入します。こんな感じの荒野がどこまでも続きます。

ここからは、知らない間にオーストラリア上空を抜け、海上を渡って、バンコク上空にいました(その間は、Amazonプライムビデオでダウンロードしていた動画を見ていました)。

ということで、9時間30分に渡るフライトが終わりを迎えます。

降機〜入国

降機はファーストクラスの方々が降りたあと、すぐのタイミングで降機できます。そして降機後は、イミグレーションに向けて歩いていきます。入国審査はプレミアムレーンを利用することで一瞬で通過することができ、無事入国となりました。

入国後は、タイで利用するSIMカードを購入し、そのまま電車に乗って市内へ向かいます。

まとめ

今回は、シドニー空港からバンコク・スワンナプーム空港までのビジネスクラス・フライトの様子をお届けしました。今回の旅行の4つのフライトの中で唯一の昼便でしたが機内では楽しくゆったり過ごせました。このフライトで印象に残っているのは「機内食のお肉」と「機内から見たオーストラリアの景色」の2点です。日本〜シドニーの往復では航路的にオーストラリアの景色も限定的なところしか見れませんが、シドニーからバンコクに向かったことで、オーストラリアの素晴らしい景色を上空から楽しむことが出来ました。

次回は、バンコク・スワンナプーム空港からバンコク市内のホテルへの移動と、バンコク市内の観光・宿泊したホテルの滞在の様子などを紹介したいと思います。