ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行④ - シドニー空港ラウンジ

前々から告知していたように、ビジネスクラス特典航空券を使って、シドニーならびにバンコクに行ってきましたので、その体験記をまとめます。今回のビジネスクラスは、昨年2016年夏ごろから貯めたANAマイルを使って、特典航空券で航空券を発券しました。

この記事では、No.03としてシドニー空港から市内までの移動と、シドニー市内の観光の様子を紹介します。

はじめに

まずはじめに、今回ビジネスクラス特典航空券を使ってシドニーならびにバンコクに行くことにした理由について説明します。細かな理由・目的については、ビジネスクラス発券：オーストラリア・バンコク1人旅にまとめたので、そちらを参照していただければと思います。ざっくりまとめると

中途半端な陸マイラー活動でありながら、約半年で80,000マイルが溜まった
ビジネスクラスに搭乗することが目的(できればいろいろ経由しながらたくさん乗りたいし、短距離より長距離に乗りたい)
2017年04月時点でも予約可能

が目的であり、その候補を満たすものが「羽田〜シドニー」「シドニー〜バンコク」「バンコク〜プノンペン〜成田」でした。つまり、行き先には拘っていなく、とにかくビジネスクラスに乗ることが目的です。

シドニー空港は「キングスフォード・スミス空港」が正式名称らしいですが、一般的にはシドニー空港(またはシドニー国際空港)と呼ばれていることもあり、この記事でもシドニー空港と表記します。

なお、この連載は、

ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行① - 羽田空港ラウンジ
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行② - 羽田空港〜シドニー空港
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行③ - シドニー空港〜ホテル、市内観光
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行④ - シドニー空港ラウンジ（当記事）
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑤ - シドニー空港〜バンコク空港
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑥ - バンコク空港〜ホテル、市内観光
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑦ - バンコク空港ラウンジ散策
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑧ - バンコク空港〜プノンペン空港
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑨ - プノンペン空港ラウンジ
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑩ - プノンペン空港〜成田空港
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑪ - 成田空港アライバルラウンジ
ビジネスクラスで行くシドニー・バンコク旅行⑫ - 番外編

の構成で書き上げる予定です（一部変更の可能性あり）。

ホテルから空港への移動

比較的朝早い便でシドニー空港を発つということもあり、ホテルでの朝食は取らずに、7:00の乗合バスで空港へ向かいます。乗合バスが少し遅れていたことと、空港近辺の渋滞もあって、少し到着まで時間がかかりましたが、無事空港に到着です。

シドニー国際空港でのチェックイン

空港に到着後は、シドニー空港発・バンコクスワンナプーム空港行きのタイ航空便に乗るためのチェックインを行います。今回のフライトは全てビジネスクラスなので、当然チェックインもビジネスクラス・カウンターで行います。タイ航空の場合は、「ビジネスクラス」に相当する「Royal Silk」カウンターになります。残念ながら、この便もエコノミークラスのチェックインカウンター列は長く並んでおらず、あまりメリットを享受できずでしたが、こればっかりは仕方ありません。

また、ビジネスクラス相当の場合は出国審査の優先レーンも利用可能なので、こちらも利用します。

シドニー国際空港の制限エリア見取り図

シドニー国際空港の制限エリア内(国際線)はこのような形になっています。

南半球の中では比較的大きな空港ですが、駐機スポットは30にも満たない小さな空港です。しかしこの空港、実はアメリカンエクスプレスがプラチナカード・センチュリオンカード保有者のためのラウンジを展開しています。通常、空港のラウンジと言えば、

カードラウンジ(ゴールドカード保有者向け、国内線用)
航空会社ラウンジ(プライオリティ・パス利用)
航空会社ラウンジ(上級会員・上級クラス搭乗)

の3種類です。しかし、アメリカンエクスプレスはいくつかの空港において、センチュリオンラウンジと呼ばれる「プラチナカード」並びに「センチュリオンカード」を保有している人向けのラウンジを提供しています。その質は、アメックス・プラチナカード以上の保有者を対象としているだけあって、航空会社ラウンジと同等かそれ以上となっています。

自分が保有するアメックスカード「ゴールドカード」では、センチュリオンラウンジは利用できないため、そのまま搭乗口近くにある「ニュージーランド航空ラウンジ」に向かいます。

ニュージーランド航空ラウンジの場所と行き方

ニュージーランド航空のラウンジは、保安検査を抜けたあと、左側に行き道なりに進むと出てきます。途中の細い道はとても空港の制限エリア内とは思えないくらい整備されていない通路があります。搭乗階には、スターバックスがあり、多くの人で賑わっています。

スターバックスの横にあるエスカレーターを登ってラウンジに到着です。
ここには、ニュージーランド航空のラウンジとシンガポール航空の「シルバークリスラウンジ」が2つ横並びになっていて、手前がシンガポール航空、奥がニュージーランド航空のラウンジになっています。

ニュージーランド航空ラウンジの内部

ラウンジの中はこんな感じ。

時間的に、朝のラッシュ時間帯なのか多くの人で賑わっており、座る場所を探すだけでも一苦労です。本当なら窓際のソファー席で、飛び立つ飛行機を見ながら一杯飲みたかったのですが、窓際の席は空いておらず、手頃な席に陣取ります。

ラウンジ内には、カクテルバーもあります。

朝早いので、人は少ないですが、ここでアルコール類を注文することもできます。

無料の食事類もたくさんあります。

さらに、注文するとその場でベーグルを焼いてくれる「ベーグル・ステーション」もあるようです。

何を頼んだかは既に覚えていないですが、1つ1つ丁寧に焼いてくれます。

ドリンクコーナーはこんな感じ。ファミレスやラウンジによくあるやつです。

いただいた朝食は、

な感じになりました。量的にはそんなに多くはないですが、このあともタイ航空のビジネスクラスに搭乗するので、機内食を楽しみに、ラウンジでの朝食はそこそこにしています。

今回は利用していないですが、ニュージーランド航空ラウンジにはシャワーコーナーもあり、無料で利用することが可能です。

飛行機への搭乗

そんなこんなで、飛行機への搭乗時間が迫ってきたので、優先搭乗をすべく、搭乗口に向かいます。ちなみに、今回乗る飛行機はこれになります。

ということで、搭乗の様子は、次の記事で紹介します。

まとめ

シドニー国際空港は、オーストラリアを代表する空港です。しかしながら、その規模は思ったほどではなく、国際線のターミナルも1つのみであり、駐機スポットも多くはありません。利用できるラウンジも多数存在するわけではないので、ビジネスクラス・ラウンジを堪能しよう、と思っている場合でも、1時間〜1.5時間くらいあれば十分かもしれません。