ダブリン空港は、アイルランドの首都にある空港であり、ロンドン・ヒースロー空港から1時間30分ほどの距離にある空港です。空港自体はこじんまりとした小さな空港ですが、2010年に第2ターミナルが完成し、さらには今後の拡張工事を予定しています。

ダブリン空港の位置

ダブリン空港はこの地図のような位置関係になっており、市内中心地まではバスを使って30分前後で到着します。

空港のラウンジ

ダブリン空港のラウンジは、DUBLIN AIRPORT EXECTIVE ROUNGEがあります。自分が2016年5月に利用した時はターミナル1を利用しましたが、場所が少し分かりにくかった印象があります。下の写真のところから階段を上に登ったところにラウンジがあります。

EXECTIVE ROUNGEの入り口

ほとんどの航空会社のラウンジがこのDUBLIN AIRPORT EXECTIVE ROUNGEに入っています。プライオリティ・パスでも入ることができるため、エコノミークラスに搭乗する方でも問題ありません。

プライオリティ・パスを持っていない方は、楽天カードへのお申し込みとゴールドカードへのアップグレードを行うことでプライオリティ・パスを取得できます。アメックスのゴールドカードを持っていてもプライオリティ・パスを利用することができますが、アメックスのゴールドカードで貰えるプライオリティ・パスはスタンダード会員レベルのため、無料となる回数は年に2回までなので、行きと帰りで1回ずつ使ったらそれで終わりです。しかしながら、楽天カードのゴールドカードで取得できるプライオリティ・パスならプレステージが利用可能で、回数の制限なくラウンジを利用することができるため、おすすめです。

日本からのフライト

日本からは直行便はなく、ロンドンやパリ、ミュンヘンといったヨーロッパ都市や中東ドバイでの乗り換えが必要になります。ここでは、各アライアンスごとの羽田空港発のフライトを記載して見ます。

ワンワールド(JAL系列)利用の場合

ワンワールドを利用する場合は羽田空港から、ロンドン・ヒースロー空港を経由してブリティッシュ・エアウェイズ便で行くのが便利です。ロンドン・ヒースロー空港からダブリン空港へは、ブリティッシュ・エアウェイズ便以外にもエアリンガスやライアンエアーが数多く運航しているので、ロンドン・ヒースロー空港でゆっくり過ごしてからダブリン入りすることも可能です。

スターアライアンス(ANA系列)利用の場合

スターアライアンスを利用する場合は、複数のルートが考えられますが、

  • フランクフルト空港を経由してルフトハンザ便を利用
  • フランクフルト空港を経由して、ANA便とルフトハンザ便を利用
  • トロント空港を経由してエア・カナダ便を利用

トロント経由の場合、総フライト時間が長くなってしまいますので、フランクフルト経由が無難です。

スカイチーム利用の場合

スカイチームを利用する場合は、羽田空港からパリのシャルル・ド・ゴール空港を経由してエールフランス便で行くのが便利です。行きは深夜便になりますが、パリでの乗り換え時間も2時間ほどとなっており、利便性が高いフライトです。ダブリンからの帰りの便はパリでの乗り換え時間が4時間ほどありますが、時間帯としては19:40にパリに到着し、東京へのフライトは23:25発なのでプライオリティ・パスを利用して空港のラウンジで休憩したり夕食を食べるのにちょうどいい時間帯です。

また、エールフランスはアライアンス上はスカイチームですが、JALとエールフランスは独自にマイレージ提携をしているため、JALマイルをためている方がフライトの時間帯の都合でブリティッシュ・エアウェイズ便の代わりに使うのにもちょうどいいフライトです。