2022年10月にヨーロッパを周遊してきました。その経路の途中の空港で、プライオリティ・パスを使って入ることができる仮眠専用ラウンジである「Sleep Pods」があったため、1時間ほど利用してみましたので、その様子を紹介したいと思います。

Sleep Podsとは?

Sleep Podsは、空港内の待ち時間に横になって仮眠することができるスペースで、少し前から国際空港で少しずつ増えています。空港内でも比較的人通りの少ないエリアに置かれていることが多いことと、シングルベッド・サイズでシェードを閉めれば暗くすることができるので、ゆっくり一人で寝ることが可能です。

通常のホテルと比べると、飛行機搭乗前の短時間での利用を前提としているところが大きな違いとなります。利用料金も、1時間あたり1,000〜2,000円といった金額設定となっており、長時間の利用を前提とはしておりません。また、Sleep Podsの良いところは、有償での利用だけでなく、プライオリティ・パスを使って利用することもできることです。

注意が必要な点は、空港に設置されているポッドの数はそんなに多くなく、また事前に予約することができないことです。利用したいと思って、Sleep Podsの受付に行っても、そのときに空きがない場合は利用することができません。

また、ラウンジ内は仮眠専用であり、通常のラウンジのような飲み物は置いていないことがほとんどとなりますので、睡眠を撮ることができたら、ラウンジアクセス可能な人はラウンジに行くのが良いでしょう。

イスタンブール新国際空港での利用レビュー

イスタンブール新国際空港の国際線ターミナルでは、エアサイドのC・D・Eゲートの近くにこのSleep Podsが設置されています。下の地図の赤四角の場所にあたります。

出国ゲートを超えた後、そのまま真っ直ぐ進めばSleep Podsに辿り着くのですが、左の方に進んでしまい迷ってしまいました。

自分は、アメックス・プラチナカードの付帯特典でプライオリティ・パスを取得していたため、受付でプライオリティ・パスと航空券を見せることで中に入ることができました。ただし、通常のラウンジとは違い、利用可能時間が3時間に制限されているため注意が必要です。

スリープポッドの中は、マットレスが敷いてあり、その上に寝る形になります。また、マットレスの下は空洞になっており、その部分にカバンなどの手荷物を入れることができるようになっています。

スーツケースなど大きな荷物を入れることは難しそうなサイズですが、手荷物であれば十分に格納することができそうです。また、スリープポッドの利用中は自身が上に乗る形になるので、寝ている最中に誰かが自分の荷物を盗むことはできないようになっています。

ポッドの中には、照明と電源があるので、スマートフォンを充電しながら休憩することも可能です。一方で毛布などは準備されていないので、寒かったりする場合は自分でなんとかするしかありません。また、音については完全防音にはなっていないので、空港内のアナウンスや雑音などは聞こえてきてしまいますが、飲食店などの少ないエリアに位置しているのでそんなに気になりませんでした。

まとめ

今回は、イスタンブール新国際空港の国際線ターミナルで利用したSleep Podsの利用をレビューしました。イスタンブール新国際空港以外にも、ドバイ空港やノイバイ空港など仮眠専用ラウンジは増えつつあります。空港での待ち時間に困った際は、一度睡眠専用ラウンジがあるか、調べてみましょう。

また、プライオリティパスは持っているだけで世界中の1,300以上のラウンジを利用することができます。日本では、楽天プレミアムカードやアメックスなど一部のクレジットカードを保有するだけで獲得できるようになっています。もし、プライオリティパスは持っていないけど、海外旅行が好き、という方がいれば、ぜひプライオリティパスを獲得できるクレジットカードを作ってみてはいかがでしょうか。当サイトにお問合せいただけましたら、プライオリティパスが作成可能なクレジットカードのアドバイスなどもいたします。