以前の記事 ラグジュアリーカード「Black Card」を申し込んだ で紹介したように、3月末にラグジュアリーカード・ブラックの申し込みを行いました。もともと、ラグジュアリーカード・チタンを保有しているため、4月はラグジュアリーカード2枚持ちという状況でした。チタンカードの契約更新が5月末に迫ってきたこともあり、こちらのチタンカードの解約を行いましたので、その時の様子などを紹介したいと思います。

解約するに至った経緯

詳細は、ラグジュアリーカード「Black Card」を申し込んだの記事にも記載していますが、大きな理由としては、

  • カードの更新のタイミングに合わせて、年会費半額キャンペーンが実施されていること
  • 年会費半額キャンペーンに便乗し、ブラックカードを無事発行することができたこと
  • TOHOシネマズ・映画無料特典が取りにくくなり、チタンカードを保有するメリットが減ったこと

などがあります。一番大きいのは年会費半額キャンペーンの存在です。このままチタンカードを更新するのと同じ費用で、ブラックカードに変更することができる、ということでブラックカードを申し込むことに決めました。

そして、4月中旬ごろにブラックカードが無事に発行され、受け取ることができました。結果、付帯サービスの重複などがあるため、このタイミングでチタンカードの解約を決意 しました。つまり、厳密には解約ではなくクレジットカードのグレードアップになりますが、ラグジュアリーカードの場合は新規契約・解約を行う必要があるため、チタンカードを解約する形になりました。

解約の依頼方法は?

チタンカードの解約は、ラグジュアリーカードのカスタマーサービスに連絡をする必要があります。カスタマーサービスは、月曜〜土曜の9:30〜18:00に電話を行う必要があります。自分は調べることをせずに、平日日中の時間帯にクレジットカード裏面に記載されている「コンシェルジェ」デスクに電話を行いました。ラグジュアリーカードのコンシェルジェデスクは非常に優秀で、荷電したあと2〜3コールで電話が繋がり、そのまま要望を伝えることができます。今回も電話に出られた方にチタンカードの解約の旨を伝えました。コンシェルジュの方からの回答としては「コンシェルジェではなく、カスタマーサービスが担当するので、電話を転送させていただきます」ということでした。

ということで、宛先は違っていたようですが、ラグジュアリーカード社内で転送していただけるようでした。なので、「とりあえず分からなければ、コンシェルジェに電話する」というスタンスで良いかと思います。

解約の前にやっておくべきこと

TOHOシネマズ・映画無料チケット

ラグジュアリーカードの場合は、TOHOシネマズ・映画無料チケットに毎月応募することが可能です。昨年12月以降は、TCチケットの番号が送付される形に変更になっています。一旦TCチケットの番号を入手してしまえば、有効期限内であれば、利用することが可能です。なので、可能であればカードの解約前にTOHOシネマズ・映画無料チケットのエントリーとTCチケットの受け取りを行なっておくと良いと思います。

私も、解約の前にチタンカードの割り当て分を利用して、TOHOシネマズ・映画無料チケットの申し込みを行い、TCチケットを受け取っています。

公共料金などの定期支払いのカードの変更

解約前に、そのクレジットカードで定期的な支払いをしているものを洗い出し、支払い方法を変更しておく必要があります。ありがちなものとして、

  • 公共料金(電気、ガス、水道など)
  • 携帯電話、インターネット料金
  • 家賃や住宅ローンなど
  • 新聞、雑誌、学校、など
  • 各種Webサービスの利用料金

などがあります。クレジットカードの解約を行えば、支払いはできなくなるので、これらの料金の支払いは延滞になってしまいます。そうならないように、少なくとも過去3〜4ヵ月分の利用明細の見直しを行い、定期的な支払いをしているものを洗い出し、支払い方法の変更を行いましょう。

また、クレジットカードの利用状況については、常にExcel・スプレッドシートなどを使って、どのサービスをどのクレジットカードで利用しているかを管理しておくと、いざという時に洗い出しが簡単になります。

貯まったポイントの利用

貯まったポイントは解約前に利用しておくべきです。今回は自分は貯まったポイントを事前に利用しておくのを忘れたままコンシェルジェ(厳密にはカスタマーサービス)に解約の電話をしてしまいました。

結果、どうなったかというと、カスタマーサービスの方から「貯まっているポイントはどうされますか?」という質問がありました。普通のクレジットカードであれば、そのような質問をすることなく、解約の手続きがなされると思います。しかし、さすがハイステータスカードで知られているラグジュアリーカードの場合は、チタンカードであってもそのような質問がありました。

どういう選択肢がベストかを聞いてみたところ、どうやら自分の場合はチタンカードは解約するものの、ブラックカードの契約は維持することから、チタンカードのポイントをブラックカードに移行する案 を提案してくださいました。実際、貯まっているポイントは700ポイント程度(1ポイント5円換算で、3,500円ほど)で、中途半端な交換しかできなさそうであったため、ブラックカードに移行してもらうことにしました。また、解約の電話をしたあと3日後にLuxury Card Onlineを確認したところ、チタンカードのポイント残高がリセットされ、ブラックカードのポイント残高に移行されていることが確認できました。

解約後のクレジットカードの処分

通常のプラスティックのクレジットカードであれば、自身でハサミを入れてクレジットカードを使えない状態にした上で、破棄する形が一般的です。しかし、ラグジュアリーカードは金属製カードのため、ハサミを入れることはできません。処分方法は、主に2通りあります。

ラグジュアリーカードに解約の通知をした時に一緒に、カード会社からカード破棄時の封筒をもらって、カードを同封した上でポストに投函します。これにより、カード会社が適切に廃棄処理を行なってくれます。

もしくは、自身で磁気部分とICチップ部分の2カ所に傷をつけた上で、燃えないゴミに捨てる方法です。

自分の場合は、そのまま手放すのも勿体無いと考えて、自身で処理をする方法を選択しました。まだ破棄はしていないですが、どこかのタイミングで破棄すると思います。

まとめ

今回は、ラグジュアリーカードの解約についてと、それに伴う手続き、事前に行なっておくべきことなどを紹介しました。さすが、ステータス・カードなだけあって、残ってしまったポイントのケアなどもきっちり行なっていただけて助かりました。

今後は、ラグジュアリーカード・ブラックという形で、ラグジュアリーカードを使っていきたいと思います。

ラグジュアリーカードでは、5月末までに新規入会(カード発行が完了)された場合、初年度の年会費が半額になるキャンペーンを行なっています。ブラックカードの場合通常年会費が100,000円のところ50,000円に、チタンカードの場合通常年会費が50,000円のところ25,000円になります。申し込み・審査・発行までのスケジュールを考えると、5月15日頃までに申し込みを行わないと間に合わない可能性が高いですが、興味のある方はぜひ申し込んでみてください(審査・発行が5月末に間に合わない場合でも当サイトでは責任を負いかねますが)。

ラグジュアリーカード 初年度年会費半額キャンペーン(主催:アプラス)