新型コロナウィルスの流行により、外出時は常にマスクを身に付けた生活がほとんどの人に根付いてきました。しかしながら、今の季節は夏であり、東京都では35度近い気温を記録する日も出てきています。

マスクは暑い夏の敵であり、場合によってはマスクのせいで熱中症になってしまう可能性もあります。今回は、そんな新しい生活様式におけるマスクの暑さ対策に焦点を絞りたいと思います。

夏用・冷感マスクの効果は?

6月・7月ごろから、夏用・冷感マスクを様々なアパレル企業が発売し始めました。私自身も5種類の冷感マスクを購入して使っています。しかしながら、冷感マスクだけでは、理想的な暑さ対策を行うのは難しかったのが現実です。

物によっては、4,000円近くしたマスクもあっただけに、少し残念です。

マスク用扇風機

クラウドファウンディング

クラウドファウンディング・サイトで、マスクに取り付けられる扇風機が登場していたので、早速購入してみました。利用したクラウドファウンディング・サイトは、CAMPFIREです。クラウドファウンディングと聞くと、支援者からのお金を元手に製品開発を行い、無事に開発できた商品を受け取ることができるサービス、というイメージが強いかと思います。しかしながら、最近のクラウドファウンディング・サイトでは、海外で既に発売されているような商品を一定数まとめて輸入し、安く購入することができる、という理解の方が正しそうです。

今回、支援したのは灼熱の夏を涼しく快適に!蒸れゼロ、口臭ゼロの最新マスク扇風機「エアーバブル」!というプロジェクトであり、支援金の定価は7,500円 となっていました。また、既に製品の準備がほとんどできている状態でのプロジェクト開始だったのか、プロジェクト完了から数日で発送というスケジュールで商品を受け取ることができました。

商品の開封とマスクへの取り付け

届いた商品は、こんな感じ。本体パーツが2つの袋に分けて入れられており、またこれとは別で取扱説明書がありました。

袋から本体パーツを取り出すとこんな感じ。マスクは別途購入したものです。

扇風機の取り付け場所に穴を開けるため、ボールペンで型取りを行います。型取りの枠自体は存在しないため、自身で型を作る必要があります。自分の場合は厚手のボール紙があったので、それを型に合わせてくり抜くことで、型を作りました。

型取りに従ってハサミで穴を開けていきます。裁縫用のハサミを持っている場合はそれを使えば楽だと思いますが、自分は普通のハサミしかなかったため、難儀しながら切っていきました。これにより、普通のマスクとして利用することはできなくなります。

取り付け用のパーツをマスクにはめ込みます。

取り付け台のマウントをマスクに挟み込みます。

取り付け台マウントに扇風機本体を取り付けて準備完了です。

実際に、マスクを顔につけた様子はこんな感じ。

扇風機をつけた感想

扇風機のあり・なしでは大きな差があります。やはり、常に口元に新鮮な空気が送り込まれているので、マスク着用による蒸れをなくすことができます。また、この扇風機には、フィルターを通した形で外気を中に送り込むので、汚れた空気が送り込まれることを懸念する必要もありません。

重さは、できるだけ軽量化していた結果だとは思いますが、それでも約45gあります。つけていて、扇風機のせいで重く感じるようなことはないですが、1時間程度つけていると、マスクの紐が緩んできます。そうならないためにも、耳紐の長さを調節できるものを使うか、耳紐を自身で都度短く縛ってから利用するようにすると良いでしょう。

それ以外のデメリットはなく、風量も2段階で調節できるので、その場の状況に応じて使い分けることができます。

まとめ

最近、クラウドファウンディングで様々な商品を購入する機会が増えてきました。この約1年の間で10個くらいの商品を手にしてきました。クラウドファウンディングは、普通のお店ではなかなか手に入れることが難しい、痒いところに手が届く商品がよく出品されているので、興味のある人はぜひみてみてはいかがでしょうか。

私がよくみているクラウドファウンディング・サイトは、CAMPFIREMakuakeの2つです。