カワスイ(川崎水族館)」は、新型コロナウィルスの流行がひと段落した2020年07月にオープンした水族館です。立地柄、都市型の水族館ということもあり、展示されている生き物は、大型水族館とは異なります。しかしながら、川崎のような都市部に水族館ができたことで、今までより手軽に水族館を楽しむことができるようになりました。

この記事では、カワスイ川崎水族館の見どころをお伝えします。

カワスイ川崎水族館の場所・営業時間・料金

場所

カワスイは、神奈川県川崎市の川崎駅からすぐ近くのところにある水族館です。

JR川崎駅の改札を出て、ラゾーナとは反対側に位置する「川崎ルフロン」の9階・10階にあります。

営業時間

営業時間は、水族館にしては珍しく昼の部と夜の部で完全入れ替え制となっています。昼の部は10:00から17:00まで、夜の部は18:00から22:00までとなっています。

昼の部と夜の部では、展示される生き物が一部異なっており、その入れ替え準備のために空白の1時間を準備しているものと思われます。夜の部では、ムーディーなライトアップや音響演出など幻想的な雰囲気が演出されています。

料金

一般料金は、以下のようになっており、共通チケットを購入するか、昼(または夜)の部のみのチケットを購入するかで値段が変わってきます。

一般料金 共通チケット 昼(または夜)チケット
大人 3,000円 2,000円
高校生 2,250円 1,500円
小中学生 1,800円 1,200円
幼児(4歳以上) 900円 600円

共通チケットを購入する場合は、間の1時間は、川崎ルフロンのショッピングモールで買い物をするか、カフェなどで休憩するのが良いでしょう。

また、カワスイでは年間パスポートも準備されています。カワスイの年間パスポートは非常に良心的な値段設定となっており、1年の間に2回以上カワスイに行くのであれば十分に元が取れてしまいます。

カワスイの生き物

10階

カワスイのエントランスが10階となっており、チケットを購入したあと、10階からのスタートになります。10階は大きく分けると「多摩川ゾーン」「オセアニア・アジアゾーン」「アフリカゾーン」に分かれています。

多摩川ゾーン

多摩川は、川崎市のすぐ横を流れる川であり、カワスイでは一番最初に多摩川の生き物が展示されています。「アブラハヤ」「ウグイ」「コイ」などが展示されています。

オセアニア・アジアゾーン

ここでは、アロワナやナマズ、テッポウウオ、カメ、カエル、モモンガなどの生き物を見ることができます。ここで見た中では、大きなカメが伸び伸びと泳いでおり、癒されました。

アフリカゾーン

アフリカゾーンでは、神秘的な魚が多く展示されています。他にも、世界最大のナマズの仲間とされている魚や古代魚など普段見かけることがないような魚が多く展示されています。

9階

アフリカゾーンが終わると、エスカレーターを降りて9階に進みます。9階には、「南アメリカゾーン」「パノラマスクリーンゾーン」「アマゾンゾーン」があります。また他にも、カフェエリアがあり、ゆっくり休憩することができたり、一番最後に定番のグッズショップもあります。カフェエリアには、キッズルームもあるので、子連れでの来館でも安心です。

南アメリカゾーン

このエリアでは、たくさんの熱帯魚やイグアナ、アルマジロなどが展示されています。

パノラマスクリーンゾーン

都市型水族館の欠点は、巨大な水槽を設置するスペースがないことで、これによりイルカなどの大型の生き物を展示することが難しい点です。カワスイでは、パノラマスクリーンゾーンで、スクリーンを使ったCGによってこの欠点に取り組んでいます。

アマゾンゾーン

アマゾンゾーンに入ると、明らかに気温が上がり、熱帯地域にいるような気分になります。アマゾンゾーンでは、世界最大の淡水魚であるピラルクや、ピラニアなどアマゾン川流域に生息する生き物を見ることができます。他にも、カピバラやナマケモノなどの生き物も展示されています。

特にカピバラはみんなの人気者となっています。

まとめ

首都圏の水族館には「マクセル アクアパーク品川」「すみだ水族館」「サンシャイン水族館」「葛西臨海水族園」「しながわ水族館」の5つがありましたが、ここに都市型水族館である「カワスイ川崎水族館」が加わりました。川崎近辺に住んでいる人であれば、年間パスポートを買って何回か行っても十分楽しむことができそうです。

カワスイ「川崎水族館」の公式Webサイト