2016年時点で1200万人を超える会員数を誇るクレジットカードの1つが楽天カードです。楽天カードは比較的審査が緩いことで有名ですので、新しく社会人になった方であっても定職があれば簡単に持つことができるクレジットカードです。
また定期的に楽天カードのキャンペーンを行っており、楽天市場でも利用することができる「楽天スーパーポイント」を一度にたくさん貯めることも可能です。
ネットの口コミでは嫌われている楽天カード
Googleで楽天カードのクチコミ情報を探すと悪いクチコミ情報で溢れかえっています。クチコミ情報を見ていると、
- 広告メールが多く送信されてくる
- コールセンターに繋がりにくい
- リボ払いに変更されてしまい、知らない間にリボ残高が溜まってしまった
- 強制的に解約されてしまった
という情報が目につきます。しかしながら、そのようなブログ記事を見てみると、ほとんどの記事では悪い情報はたくさん目につくけど、実際にはそんなに悪くないから、楽天カードを契約してねといった形でアフィリエイトリンクに誘導しているようです。本記事もその例にそって、話を展開していきます。
本当に広告メールが多いのか?
実際、広告メールがスマートフォンにたくさん送信され都度通知が来たりしていればうんざりしてきますが、そういったメールは基本的にスマートフォンではなくGメールで受けて、フィルタ機能を用いて自動アーカイブするのがセオリーなので、気にする必要はありません。最近のGmailは優秀で、「とあるドメインからのメールを一定期間開封していない場合に、迷惑メールに直行させるかどうか提案してくれる機能」なんかもあるようです。
こういった広告メールへの対処は最新のテクノロジーで解決しましょう。
コールセンターは繋がりにくいのか?
コールセンターについても、年会費の安いクレジットカードであれば、コールセンターの人員を割けない以上、繋がりにくくなるのは当然です。さらにいえば、クレジットカードのコールセンターというものは、普通に使っていたらほとんど電話をかけることはありません。自分もクレジットカードを持ち始めて8年目になりますが、コールセンターに電話をかけたのは2〜3回程度です。ほとんど使う機会のないものに対してネガティブに考える必要はありません。
最近では、自分もアメックスのプラチナカードを持つようになりました。プラチナカードくらいのランクになると、「コンシェルジュ」サービスが正式な付帯サービスとして設定されており、いつ電話してもすぐに対応してくれます。もし、「コールセンターに繋がりにくいので楽天カードはイヤだ」という人がいたら、こちらのお問合せフォームからご連絡ください。アメックスのプラチナカードのインビテーションを送付するように手配いたします。高額の年会費と引き換えになりますが、いつでもすぐに繋がるコールセンターを利用できます。アメックス・プラチナカードの年会費については、当ブログの記事1年でアメックス・プラチナカードを取得。インビテーションまでの利用実績を公開を参考にするといいと思います。
リボ払いに変更されることはあるのか?
リボ払いに変更されてしまった、という話もみかけますが、自分自身8年近く楽天カードを使っていて、そのような体験は一度もしておりませんし、クレジットカードの明細は毎月チェックしているので、リボ残高がどんどん溜まってしまうような状況は発生しにくいと考えられます。
ただし、リボ払いを利用するとポイントがたくさんもらえるキャンペーンは多数実施されています。ポイントに釣られて安易にリボ払いの設定にしないことだけは注意しましょう。
強制解約はあり得るのか?
これは自分自身が今までに強制解約にであったことがないのでなんとも言えませんが、少なくとも自分自身を含め、ほとんどの方は強制解約されずに使い続けることができています。実際問題、会員数が1200万人もいれば、その中にはクレジットカードの支払いを滞らせてしまい結果的に強制解約になってしまった、という人もいると思います。予想では、そのような方が話を誇張して「何もしていないのに、強制解約になった」と言っているだけだと踏んでいます。
支払いを延滞させてしまえば強制解約になったとしても仕方がありません。カード会社は慈善事業ではないので、回収できる可能性の低い人にはお金を貸してくれません。支払いを延滞させることなく、使ったお金は期日にしっかり返すという基本的なことを行っていれば問題ありません。
楽天カードのメリット
とにかく審査が緩く、作成可能
楽天カードは審査が非常に緩いです。2chのスレッドの中には「職業に『スナイパー』と書いても審査に通った」という都市伝説のような話もあるくらいです。
自分自身も会社に就職して一番最初に作ったクレジットカードがこの楽天カードでした。その時は、入社後1〜2週間のタイミングで作成したので、一番最初の給料が支払われていないようなタイミングでしたが、問題なく審査に通過いたしました。
おそらく、まだ社会人になっていない卒業前の大学生なんかでも審査に通過することは可能だと思います。社会人になるタイミングで、
- 学生向けクレジットカードから一般向けクレジットカードに移行する方
- 新規に一般向けクレジットカードを作成する方
どちらも多いと思いますが、社会人歴のない方が最初に作るクレジットカードとして最適な1枚がこの楽天カードです。
楽天市場での購入に対するスーパーポイント
スーパーポイントアッププログラムと呼ばれる楽天市場は、楽天カードを保有する人にとって有利な仕組みが採用されています。楽天カードを持っていない場合は、多くてもポイント2倍が限度でしたが、楽天カードを利用するだけで、ポイント4倍が保証されます。さらには、楽天市場アプリや楽天プレミアムカードの利用、楽天モバイルの利用などの条件を満たせば、最大でポイント7倍にまで高めることが可能になります。
楽天スーパーポイントは、1ポイント1円で楽天内で利用することができるほか、2ポイント1マイルの交換比率でANAマイルにも交換することができます。自分は、5月のシドニー・バンコク旅行の原資の一部に楽天スーパーポイントを使ってANAマイルに交換し、貯めたANAマイルを使って特典航空券を予約してビジネスクラスに搭乗します。
付帯保険の充実度
海外旅行保険では、
- 傷害死亡後遺障害 2000万円
- 障害治療費用 200万円
- 疾病治療費用 200万円
- 賠償責任 2000万円
- 携行品損害 20万円
- 救援者費用 200万円
が付いてきます。ただし保証対象者は、楽天カードの所有者のみで家族特約はありません。家族特約がないとはいえ、年会費無料で使えるクレジットカードとしては、トップクラスの海外旅行保険と言えます。
楽天プレミアムカードも検討候補
プライオリティ・パスがついてくる
皆さん、海外旅行や海外出張は年に何回くらい行きますか?国際線の場合、出国手続きから搭乗までの待ち時間は、場合によっては1時間以上になることもあります。さらに空港でのトランジットの場合は3〜4時間の待ちが発生するケースも考えられます。そんなとき、空港内の待合室ではなく、

のようなところでゆっくりできたら、最高だと思いませんか?空港や利用するラウンジによっては、ブッフェ形式の食事が無料で提供されていることもあります。

楽天プレミアムカードを利用している場合は、プライオリティ・パスと呼ばれるカードを別途申し込むことで、世界600以上の空港ラウンジ(主に国際線)を利用することができるようになります。プライオリティ・パスには、3つの会員ランクがあり、
会員ランク | 年会費 | 1回の利用料 |
---|---|---|
スタンダード | 99ドル | 27ドル |
スタンダード・プラス | 249ドル | 10回まで無料 |
プレステージ | 399ドル | 無料 |
のようになっています。楽天プレミアムカード以外のゴールドカードでもこのプライオリティ・パスが利用できるものがいくつかあるのですが、他のクレジットカードで利用できる会員ランクの多くが「スタンダード会員」または「スタンダード・プラス会員」であるのに対して、楽天プレミアムカードでは、「プレステージ会員」が利用可能になります。楽天プレミアムカードの年会費はわずか10,500円であることを考えると、プライオリティ・パスの「プレステージ会員」の年会費だけで十分に元がとれてしまいます。
- 多くのゴールドカードで取得できるプライオリティ・パスは、スタンダード会員。つまり、利用するたびに費用が発生する。
- 楽天プレミアムカードで取得できるプライオリティ・パスは、プレステージ会員。つまり、何回利用しても無料。
還元率を更に高める
通常の楽天カードの場合、ポイント4倍でしたが、楽天プレミアムカードを利用している場合、ポイント6倍を実現することができます。ポイントがこれだけ早く貯まるとなると使わない手はないですね。自分は今のメインクレジットカードは楽天プレミアムカードではなく、アメックス・ゴールドカードになってしまったので、普段使いはしていないですが、今でも楽天市場で購入するときは、アメックス・ゴールドカードではなく楽天プレミアムカードを使っています。
楽天カードを申し込むなら
クレジットカードは入会時に様々なキャンペーンを行っています。タイミングによっては、入会していくつかの条件を満たせば数1000ポイントを獲得できるキャンペーンもあります。これは、楽天カードに限らず様々なクレジットカードがキャンペーンを行っています。自分が今使っているアメックス・ゴールドカードも新規発行時には、アメックス・リワードを10,000ポイントと、ANAマイルを18,000マイル獲得しました。
楽天カードでも同様に、カード新規入会キャンペーンを頻繁に行っています。