ついに、2017年のSFC修行を終了しました。SFC修行の決行を決めたのは2017年8月と少し遅いスタートではあったものの、なんとか12月上旬に50,000プレミアムポイントに到達し、ANAプラチナサービスメンバーならびに、スターアライアンス ゴールドメンバーの仲間入りをする事ができました。

この記事では、今回のSFC修行のラストフライトに当たる香港旅行と修行の全日程ならびにトータルのPP単価を公開したいと思います。

今から2017年の修行を行う人は少ないと思いますが、2018年のSFC修行を行う方の参考になればと思います。

SFC修行ラストフライト 香港旅行

予約したラストフライト

今回予約したラストフライトは、下記の3フライト

  • 羽田発香港行き: 金曜深夜24:55羽田発、土曜早朝05:00香港着
  • 香港発関空行き: 日曜夕方15:25香港発、日曜夜19:55関空着
  • 関空発羽田行き: 日曜夜21:35関空発、日曜夜22:45羽田着

です。単純な羽田と香港の往復ではなく、帰国便に関空を挟んでいるのがポイントです。帰国便に関空を挟んだ理由は、単純に帰国便を香港〜関空の50%積算運賃にすると、プレミアムポイントが57ポイントだけ不足するからです。PP単価は少し上がってしまいますが、50,000ポイントに到達しなければ意味がない以上、仕方ありません。

ラストフライトの旅行

今回のフライトは、羽田を深夜遅い時間に出発する、かつエコノミークラスでの搭乗になるので、羽田空港での搭乗時刻までの過ごし方が肝になります。空港に到着する時間をコントロールすればいいだけの話ですが、今回は「ANA Suite Lounge利用券」を使って、羽田空港のANA Suite Loungeに行くことにしました。ラウンジ利用券は、メルカリを使って5,000〜6,000円ほどで手に入れる事ができます。羽田空港の夜の時間帯におけるSuite Loungeの利用なので、Dining-hを利用する事ができるのもポイントです。

早朝に香港に到着した後は、短いフライトで十分な睡眠が取れている訳ではない事から、香港空港のアライバルラウンジである「Plaza Premium Lounge」を利用しました。Plaza Premium Loungeは、プライオリティパスを使って入室する事ができます。利用時間は3時間で、定期的にスタッフの方が入室時間の確認などをしていたので、長居することは難しそうです。

アライバルラウンジで一休みした後は、電車に乗ってホテルまで移動します。ホテルはシェラトン香港ホテル&タワーズを予約しています。SPGアメックスは保有していないですが、アメックス・プラチナカードの特典でSPGゴールド会員の資格が利用可能です。こちらは事前にアーリーチェックインの申請をしていたからか、到着後すぐに部屋に入る事ができました。

ホテルでさらに一休みした後は、近辺を観光したり、美味しいものを食べたりと旅行気分で楽しんでいました。このあたりはただの香港旅行なので省略します。

日曜は11:00ごろにはホテルを出て、空港に向かいます。15:25発のフライトなので、かなり早い時間に空港に到着します。空港に到着後は出国手続きなどを行い、アメックス・センチュリオンラウンジに向かいます。センチュリオンラウンジの様子や入室資格については香港国際空港のアメックス・センチュリオンラウンジの様子を大公開で詳しく書いているので見てみてください。

香港から関空に到着後は入国手続きなどを行った後、すぐに羽田に向かう準備をします。が、時間に余裕を持って1時間30分の乗り継ぎ時間を取っているのですが、少し早着だった事もあり時間が余ってしまいました。旅割で予約している事もあり、前の便に振り返る事もできないので少し悩みましたが、ブロンズ事前サービスメンバーの特典を利用して、1,000マイルを支払ってANAラウンジに入室してきました。1,000マイルであれば、ボーナスマイルも含めた香港〜日本の片道分のマイルに相当するので安いものです。ちなみに、マイルの加算は数日のタイムラグがありますが、マイルの減算はすぐに行われました。

と、こんな感じでSFC修行のラストフライトとして香港旅行をしてきました。まとめると、

  • 羽田空港でANA Suite Lounge利用券を用いてSuite Loungeを利用。Dining-hも堪能
  • 香港空港に到着後は、アライバルラウンジ「Plaza Premium Lounge」で休息
  • ホテル「シェラトン香港ホテル&タワーズ」にアーリーチェックインし、さらに休息。アメックス・プラチナカードの特典で手に入れた「SPGゴールド」を利用
  • 帰国前にアメックス・センチュリオン・ラウンジを堪能
  • 関空での待ち時間は、ブロンズ事前サービスを使って1,000マイル支払いANAラウンジに入室

といった事がトピックとして挙げられます。

SFC修行の全行程とPP単価

No 区間 搭乗クラス 金額 PP PP単価
1 羽田 → 伊丹 特割 13,990円 820 17.06円
2 伊丹 → 羽田 特割 → 当日UG 19,890円 1,100 18.08円
3 成田 → サンフランシスコ Lクラス 60,910円 1,539 39.58円
4 サンフランシスコ → 成田 Lクラス 60,910円 1,539 39.58円
5 成田 → 那覇 P旅割28 25,290円 2,860 8.84円
6 那覇 → 成田 P株主優待 30,190円 2,860 10.56円
7 羽田 → シンガポール Sクラス 28,170円 2,484 11.34円
8 マレーシア → 羽田 Eクラス ¥88,870 5,407 16.44円
9 羽田 → 那覇 P株主優待 30,190円 2,860 10.56円
10 那覇 → 羽田 P旅割28 27,790円 2,860 9.72円
11 羽田 → 那覇 P旅割28 26,490円 2,860 9.26円
12 那覇 → 羽田 P旅割28 28,990円 2,860 10.14円
13 羽田 → 那覇 P旅割28 28,190円 2,860 9.86円
14 那覇 → 羽田 P旅割28 24,990円 2,860 8.74円
15 羽田 → 那覇 P旅割28 24,990円 2,860 8.74円
16 那覇 → 羽田 P旅割28 28,190円 2,860 9.86円
17 羽田 → 那覇 P旅割28 24,990円 2,860 8.74円
18 那覇 → 羽田 P旅割28 26,490円 2,860 9.26円
19 羽田 → 香港 Sクラス 21,310円 1,367 15.59円
20 香港 → 関空 Sクラス 20,000円 1,161 17.23円
21 関空 → 羽田 特割 13,990 420 33.31円

結果として、21レグで50,000プレミアムポイントに達し、プラチナメンバーになることができました。かかった費用は、654,820円でPP単価は13.06円と比較的多くのお金を使っています。ただ、その中には出張で使った経費分も含まれています。出張分を除くと、獲得したプレミアムポイントは42,111ポイントでありかかった費用は455,960円。PP単価は10.83円となり、ギリギリ合格ラインかな、と思います。

次のアクション

当然、SFC修行を解脱しプラチナメンバーとなった後の次のアクションは、SFCカードの申し込みです。今保有しているクレジットカードの1つ「ANA VISAワイドゴールドカード」をSFCカードに切り替えるのですが、このタイミングは来年度に入ってから行おうと思います。

理由はアップグレードポイントです。今年は、修行の関係でプレミアムポイントがたくさん貯まり、来年度のアップグレードポイントは20ポイント獲得できる予定です。しかし、来年はほとんどフライトがないはずなので、もらえても4〜6ポイントと見ています。なので、SFCカードへの切り替え時にもらえるアップグレードポイントを先延ばしするためにもSFCカードへの切り替えは来年度にしたいと思います。