2017年4月にWealthNavi(ウェルスナビ)という自動ロボアドバイザーを使った資産運用を始めました。

自動ロボアドを開始してから約50ヶ月が経過しました。この50ヶ月の間、急用で現金が必要になり、WealthNaviからお金を引き出したり、余ったお金をWealthNaviに振り込んで資産運用の資金にしたりと資金の増減は何度か行われました。また、何度か株価が急落するような場面もありました。

そんな自分の資産運用の50ヶ月の変化を公開したいと思います。

目次

  • ウェルスナビってなに?
  • スタートから50ヶ月間の運用結果を公開
  • お得に始められるキャンペーン
  • 運用開始までの手順
    1. 口座開設の手続きを実施
    2. 運用プランの決定
    3. 入金
    4. 運用開始
  • ウェルスナビ株式会社ってどんな会社?
  • お申し込みは今すぐ

ウェルスナビってなに?

WealthNavi(ウェルスナビ)とは、世界水準の金融アルゴリズムを持ち、国際分散投資ができるロボアドバイザーです。資産運用というと、マンション投資や株式投資などが考えられますが、ある程度の勉強が必要であり、資産運用の初心者には手を出しにくい存在です。しかしながら、ウェルスナビは、口座開設後は簡単な質問に答えるだけで自身のリスク許容度に合わせて自動アルゴリズムが最適な資産運用を行ってくれます。

「自動アルゴリズムが資産運用を行う」と聞くと、初心者向けのサービスと思いがちですが、投資経験者にも多く選ばれているサービスです。その理由はとして、約50ヶ国11,000銘柄以上に対する「国際分散投資を自動運用」している点や、「手数料が1%と低く抑えられている」点、「世界水準の金融アルゴリズムでポートフォリオが構築されている」点があげられます。

スタートから50ヶ月間の運用結果を公開

運用記録

私は、ウェルスナビに2017年4月に申し込みを行い、以来50ヶ月ほど資産運用を行いました。運用金額は4月時点では40万円からスタートしましたが、50ヶ月の間に10回の追加入金と2回の出金をしており、現時点で元本が260万円になります。

当然、資産運用を行うので、評価額は日々上下しますが、50ヶ月経った今の資産は17%増えています。四半期ごとの変化を表にすると下のようになります。

日付 入出金 資産評価額 変動率
2017年04月17日 +400,000円 400,000円 0%
2017年06月末 - 427,237円 +6.81%
2017年09月末 - 446,935円 +11.73%
2017年12月末 +450,000円 926,978円 +9.06%
2018年03月末 - 967,606円 +1.85%
2018年06月末 +400,000円 1,394,531円 +3.30%
2018年09月末 -1,200,000円 229,086円 +7.23%
2018年12月末 - 198,918円 -6.89%
2019年03月末 +250,000円 487,964円 +5.25%
2019年06月末 - 491,855円 +6.09%
2019年09月末 +300,000円 785,823円 +2.91%
2019年12月末 -400,000円 430,806円 +9.22%
2020年03月末 +300,000円 591,139円 -14.88%
2020年06月末 - 679,301円 -2.18%
2020年09月末 +50,000円 761,326円 +2.27%
2020年12月末 +500,000円 1,348,883円 +8.39%
2021年03月末 +450,000円 1,982,039円 +16.97%
2021年06月末 +900,000円 3,035,557円 +17.00%

ウェルスナビの管理画面ではこのように表示されています。

見ての通り、日本円で462,256円の利益を生み出しています。

最初は半信半疑で400,000円からスタートさせて見ましたが、半年も経たないうちに10%も評価額が増えたことからその後は、随時増額を行っています。その後何度か評価額が減少するようなタイミングもありましたが、2021年7月月初時点では、+17.82%となっており、堅調に資産が増えていっているのがわかります。

新型コロナウィルスが流行し始めた2020年2〜3月については、+80,000円くらいの評価益があったところが一気に-150,000円の評価損になってしまうこともありましたが、その後再び評価益を積み上げています。

またポートフォリオ別に見るとこんな感じになりました。

米国株と日欧株が順調に利益を稼いでいます。このポートフォリオの配分は自分は何も行っておらず、全てアルゴリズムが自動で組んでくれます。

日々の運用方針は?

ウェルスナビの日々の運用では、日経平均や世界情勢を調べたりしながらETFの売買を行う必要はなく、全て放置しておくだけで済みます。むしろ、入金・出金を行うことと、リスク許容リスクレベルを設定することしかできません。

ウェルスナビの推奨は、毎月定額を積立投資することですが、自分はまだ毎月の積立投資には手を出せていません。代わりに、ボーナスや臨時収入などで銀行口座に余裕が出てきた時はできるだけ早くWealthNaviに入金するようにしており、銀行口座には1ヶ月分程度の生活に必要な資金しか残さないようにしています。もちろん、急な出費が必要になることもあります。ウェルスナビでは出金もスムーズにできるので、急な出費が必要になった時は、ウェルスナビの管理画面から出金依頼を行うことで2〜3営業日で速やかに出勤できます。これにより、できるだけ手元の現金を残さないようにし、WealthNaviに入金しておくことで、元本が最大化され、より多くの資産運用を実現することができます。

銀行の定期預金に預けた時の利息は?

ちなみに、6月末の元本はおおよそ250万円になりますが、この元本をみずほ銀行の定期預金に預けると、金利は0.002%なので、1年間の間で50円しか利息はもらえません。4年間預けても200円です。一方で、ウェルスナビではこの4年2ヶ月で約50万円も増えました。その差は10,000倍。以前は自分も定期預金に5〜10万円くらいの単位で数口ほど預けていましたが、WealthNaviを初めて1年の間でどんどん定期預金を解約し、ウェルスナビに移し変えていきました

リバランスとその実施状況

ウェルスナビの公式ヘルプによると、リバランスについて以下のように書かれています。

リバランスは、原則として、半年に一度おこなわれます。 また、お客様のポートフォリオと最適ポートフォリオの配分比率を資産クラスごとに比較し、5%以上乖離している資産クラスがあった場合は、前倒しで行われます。ただし、お客様の資産評価額が50万円未満の場合は、前倒しでのリバランスはおこなっておりません。
半年に一度のリバランスも、お客様のポートフォリオと最適ポートフォリオとの乖離が小さく、リバランスの必要がないと判断した場合は、リバランスによる売買はおこなわれません。自動積立をおこなわれているお客様は、リバランス付き自動積立の効果で、ポートフォリオが最適な状態を保ちやすくなっています。

つまり、半年に1回くらいの頻度で、実際のポートフォリオと最適ポートフォリオの配分比率が崩れてしまっている時に、売買を行なって最適な資産配分に調整する機能です。

実際の取引履歴をみているとたまに、以下のような明細が現れます。

この場合、「米国株(VTI)」「米国債券(AGG)」「金(GLD)」を売却し得た31,042円を使って、「日欧株(VEA)」「新興国株(VWO)」「不動産(IYR)」を23,331円だけ購入しています。これにより、「米国株(VTI)」「米国債券(AGG)」「金(GLD)」の配分比率を減らし、代わりに「日欧株(VEA)」「新興国株(VWO)」「不動産(IYR)」の配分比率を増やしています。

お得に始められるキャンペーン

ウェルスナビではいくつかのキャンペーンが実施中です。ここではお得なキャンペーンをいくつかご紹介します。

積立開始キャンペーン

積立開始キャンペーン」では、新規で3ヶ月連続自動積立を行った方を対象に、キャッシュバックが行われます。条件は、キャンペーン期間中に新規で積立申し込みを行い、その後3ヶ月続けて月1回の積立入金することです。積立申込額に応じて、下記のテーブルでキャッシュバックが行われます。

積立申込額 金額
1万円以上、3万円未満 500円
3万円以上、5万円未満 1,000円
5万円以上、10万円未満 1,500円
10万円以上、20万円未満 2,000円
20万円以上、30万円未満 3,000円
30万円以上、50万円未満 5,000円
50万円以上、100万円未満 7,000円
100万円以上 15,000円

最大のキャッシュバック金額である15,000円を獲得するには3ヶ月連続で100万円以上の積立を行う必要があるので、とてもハードルが高いですが、可能な範囲で狙ってみるのがいいと思います。

招待キャンペーン

招待キャンペーンは随時行われています。招待キャンペーンを利用して口座開設を行うことができます。招待キャンペーン・コードを使い、口座開設、新規の資産運用を10万円以上の残高で行い、一定期間の間出金を行わなかった場合、キャンペーンが適用され、WealthNavi口座に500円のキャッシュバックが行われます。

もちろん、当サイトから招待キャンペーン・コードをお伝えすることができます。もし、招待キャンペーンを利用したい方がいらっしゃいましたら、当サイトのお問合せフォームからご連絡頂けますと幸いです。

その他のキャンペーン

他にも不定期で「ボーナスキャンペーン」や「新規ご利用プログラム」などのキャンペーンがあり、入金・積立設定と一定期間の利用などの条件により、キャッシュバックが行われます。キャンペーンの内容が気になる人や、今キャンペーンを実施中かなど確認したい場合は、当サイトのお問合せフォームからご連絡頂けますと幸いです。

運用開始までの手順

手順は簡単な3ステップです。口座開設さえ済んでしまえば、あとは数分でできてしまいます。

1. 口座開設の手続きを実施

口座開設には、

  • 「運転免許証+マイナンバー通知カード」(または「マイナンバーカード」)
  • メールアドレス
  • 銀行口座の番号

が必要です。メールアドレスと銀行口座はすでにお持ちだと思うので、本人確認書類のご確認を行ってください。

お手元にこれらが準備できたら、ウェルスナビから口座開設の手続きを行ってください。手続きは全てWeb上で完結するので、面倒な手間は発生しません。

口座開設のWeb申込み完了から最短2日でお手元に簡易書留でログインに関する情報が送られてきます。無事にログインができることを確かめてください。

2. 運用プランの決定

運用プランは、「目標金額」と「リスク許容度」を設定することで自動で決まります。ナビゲーション機能を利用して、

  • 資産運用のゴールとする目標金額
  • 運用方針となるリスク許容度

を決めてください。この運用プランは、運用が始まった後もライフプランの変更に合わせて変更が可能ですか。

3. 入金

運用プランが無事に決まったら、WealthNaviの口座に「入金」を行います。その場で入金がすぐに反映される「クイック入金」を使うと便利です。「クイック入金」は

  • 三井住友銀行
  • みずほ銀行
  • 三菱東京UFJ銀行
  • 住信SBIネット銀行

に対応してしています。これらの銀行からの振込の場合は、「クイック入金」を使い、その場で入金しましょう。その他の銀行からの振込の場合は少し手間ですが、通常の銀行振込を使います。

4. 運用開始

ここまできたら、あとは自動でロボアドバイザーによる「自動運用」が開始されます。2で決定した運用プランにしたがって、最適ポートフォリオの構築、発注、運用におけるメンテナンス(リバランス等)を自動で行います。

もし、毎月一定額での積立投資を行いたい場合は、その設定も合わせて行っておきましょう。

ウェルスナビ株式会社ってどんな会社?

聞いたこともないような会社にお金を預けるのには躊躇するかもしれません。実際、ウェルスナビ株式会社は、2015年4月28日の設立でまだ3年ほどしか経っていない会社です。とはいえ、資本提携先には、

  • 三井住友銀行グループSMBCベンチャーキャピタル
  • みずほ銀行
  • 三菱UFJキャピタル株式会社
  • 日本政策投資銀行グループ DBJキャピタル株式会社

が入っています。また、金融商品取引業者は、「自己資本規制比率」という指標の公開が義務付けられています。この指標が大きいほどリスクに耐えられる企業であることを表しており、この値が一定額を下回ると下記のようなペナルティが発生します。

  • 140%を下回ったとき、金融庁に届出を要する。
  • 120%を下回ったとき、金融庁は業務の方法の変更を命じ、財産の供託その他監督上必要な事項を命ずることができる。
  • 100%を下回ったとき、金融庁は、3月以内の期間を定めて業務の全部又は一部の停止を命ずることができる。

主要な証券会社の2017年9月末時点の自己資本規制比率を、日本取引所グループ 総合取引参加者の自己資本規制比率から抜き出してみました。

総合取引参加者名 自己資本規制比率
SBI証券 300.1%
岡三証券 472.6%
カブドットコム証券 396.0%
ゴールドマン・サックス 382.0%
GMOクリック証券 470.1%
松井証券 1024.3%
マネックス証券 315.2%
楽天証券 428.3%

一方で、**ウェルスナビの自己資本規制比率は557.0%**となっています。松井証券ほど高くはないですが、それでも楽天証券やSBI証券を上回る自己資本規制比率となっています。

また、サービスのリリースからわずか1年3ヶ月で、申込件数45,000口座、預かり資産300億円を突破し驚異的な普及率を見せています。

資産運用のアルゴリズムについて、Web上で動きを説明する文献「WealthNaviの資産運用アルゴリズム」を公開しているのも安心できる材料の1つですね。

お申し込みは今すぐ

WEALTHNAVI(ウェルスナビ)

もし、招待キャンペーンを併用したい方がいらっしゃいましたら、当サイトのお問合せフォームからご連絡ください。