Google Surveyというアンケート調査ツールを用いて、「今、保有しているクレジットカードは何枚ですか?」という質問を、1000人に対して行いました。当記事では、そのアンケート結果をお伝えしたいと思います。

Google Surveyについて

Google Surveyとは

Google SurveyはGoogleが提供するオンラインの市場調査ツールです。マーケターの中には「数百人に対して、市場アンケートを取りたい」と悩む人もいます。Google Surveyはそんな悩みを解決するためのツールです。

今回のアンケートについて

今回は、Google Surveyで1問だけのアンケートを約1,000名に実施しました。アンケート内容は、

保有しているクレジットカードの枚数を教えてください。

という内容です。選択肢は、7択になっており、

  • 0枚
  • 1枚
  • 2枚
  • 3枚
  • 4枚
  • 5枚
  • 6枚以上

としています。アンケートは日本に住む18歳以上の全体を対象としており、アンケート実施期間は2018年7月下旬の約1日間となっています。ターゲットの絞り込みは行っておらず、1問だけの設問のため、アンケートの単価は1件あたり11円、1,000件で11,000円の実施費用となりました。

TwitterやFacebookのようなSNSを使って、フォロワーなどを対象にアンケートを実施することもできますが、Google Surveyによるアンケートの良い点は、「アンケート対象者の偏りが少ない」点です。SNSのフォロワーを対象にアンケートを行うと対象者が偏ってしまうので、偏りのないアンケートを実施することができます。

アンケート結果を分析

クレジットカード保有枚数の分布

これはとても驚くべき結果です。なんと、18歳以上の日本人の30%以上の人はクレジットカードを保有していないことが分かりました。これは、10代・20代前半のような低年齢層が含まれているから、という疑いもありましたが、18〜44歳の年齢層のどれも、30%以上の人がクレジットカードを保有していないようでした。

最近のECサイトやWebサービスは、クレジットカードでの決済を前提とするものも多いですが、その場合、知らないうちに実に3分の1のユーザーを切り捨てていることになります。この結果からも、Web上でのビジネスを行う場合は、クレジットカード以外の決済手段を準備しておくべき、と言えます。

性別ごとのクレジットカード保有状況

これは面白い結果になりました。

まず、0枚の比率は男女において明確な差異は発生しませんでした。その一方で、保有枚数が2枚・3枚・4枚・5枚であるのは男性よりも女性のほうが割合が高い一方で、6枚以上となると男性が大きくシェアを伸ばしています。

自分のクレジットカード保有枚数は現在、6枚なので、このアンケートでいう一番右に位置します。世間一般的に、クレジットカードの保有枚数が6枚というのは多い方だと思っていましたが、世の中の男性の約10人に1人が6枚以上ということなので、そんなに気にする必要はないのでしょう。

地域ごとのクレジットカード保有状況

当然ではありますが、地域ごとにもクレジットカードの保有状況に格差が現れました。

顕著なところとしては、

  • 東北地方の約半分の人のクレジットカード保有枚数が0枚である
  • 四国地方は田舎圏でありながらも、0枚比率が25%と全国で一番少なくクレジットカード化が進んでいる

の2点でしょうか。

まとめ

今回は、Google Surveyを用いて、世間一般のクレジットカード事情について調査してみました。陸マイラーのみでこのアンケートを実施すると、ほとんどすべての人が6枚以上という結果になってしまうと思います。

クレジットカードを単なる決済手段の1つだと考えてしまうと、クレジットカードをたくさん持つという考えは浮かばないでしょうが、クレジットカードは単なる決済手段の1つではなく、カードによって特色あるサービスを受けられるカードです。

是非、ご自身の生活に合ったクレジットカードを探し出して、ワンランク上の生活を堪能してみてはいかがでしょうか。