JALの「どこかにマイル」を使って、徳島に行ってきました。普段はANA便を使うことが多く、3年ぶりのJAL便への搭乗となりました。ANAであれば、2017年に行なったSFC修行のおかげでスーパーフライヤーズ会員なので、空港や機内でも上級会員として迎えられますが、JALは平会員 なのでそのあたりの違いも見えてくるフライトとなりました。

羽田空港のJAL便は第1ターミナルから出発

羽田空港は、「国内線第1ターミナル」「国内線第2ターミナル」「国際線ターミナル」の3つのターミナルが存在します。いくつかの例外がありますが、このうち「国内線第1ターミナル」の多くはJAL便が、「国内線第2ターミナル」の多くはANA便が離発着します。

普段は、ANA便を使っている関係で国内線第2ターミナル(もしくは、国際線ターミナル)の利用がほとんどで、国内線第2ターミナルを利用するのは、5年以上前になります(以前にJAL便を利用した時は国際線利用だったため)。

自宅からは地下鉄と山手線を経由し、東京モノレールを使って空港に向かうので、下車する駅を間違えないように気をつける必要があります。

チェックインとクラスJへのアップグレード、手荷物検査

チェックインを行いますが、JALの場合はANAと違って国内線が3クラス制となっています(といっても、3クラスのうち一番上のクラスであるファーストクラスは利用できる便が限定されており少ないので、完全な3クラスとは言いにくいですが)。3クラスのうち真ん中のクラスである「クラスJ」は普通席に僅か1,000円をプラスするだけで乗ることができ、座席数も多く、特典航空券でも利用できるので、クラスJへのアップグレードを希望します。

JAL便はほとんど利用しないので、マイレージクラブカードも持っていなかったので、予約時に送られてきたメールを頼りにJAL地上係員の方にアップグレード希望の旨を伝えて処理をしてもらいます。

ANAのプレミアムクラスや、JALのファーストクラスは、座席数が少ないことと、長距離になればなるほどSFC/JGC修行の定番なので当日アップグレードはなかなかできません。しかしながら、JALのクラスJは座席数が多いので、当日アップグレードも比較的行いやすいようです。

クラスJの場合は、手荷物検査の優先レーンを利用することはできない(ファーストクラスやJAL上級会員の場合は優先レーンを利用可能)ので、通常の手荷物検査レーンを利用します。この時点で搭乗開始時刻まで10分ちょっとしかなかったですが、手荷物検査の並びはそんなに多くなかったので、スムーズに終わらせることができました。

ラウンジを利用できない搭乗までの待ち時間

手荷物検査を抜けたすぐのところが、徳島便の搭乗ゲートとなっていました。ANA便を利用するのであれば、手荷物検査を終わらせたあとは、短い時間であってもANAラウンジで一息つくのですが今回はJAL便の利用であり、ラウンジの利用資格を満たしていないのでラウンジはお預けです。

保有するクレジットカードを使って、カードラウンジであるパワーラウンジを利用することもできましたが、搭乗までの時間が短いことと、クレジットカード・ラウンジは基本的に混雑していることから、利用は辞めておきました。

クラスJの乗り心地

クラスJには、優先搭乗はありません。また今回利用したJAL便の場合は搭乗順は、

  1. 事前改札を利用の方(車椅子や子供を連れているお客様)
  2. JAL/ワンワールドの上級会員(ファーストクラスは設定なし)
  3. 機体後方に搭乗の方
  4. 全てのお客様

の順に案内を行なっていました。こうなると、4の最初に乗るメリットもほとんどないので、ほぼ最後に搭乗することにしました。

今回利用した座席は最前列の通路側の座席となりました。最前列ということで足元は広々としたスペースが用意されています。また、座席はヘッドレスト、レッグレストもあるため、たった1,000円の追加料金で利用できる座席とは思えないくらい乗り心地のいい座席でした。

JALの都道府県シール

JALでは、客室乗務員の方と搭乗者の方がコミュニケーションを採る機会の1つとして都道府県シールというものを設けています。

国内線に乗務する客室乗務員の方それぞれが、自身にゆかりのあり最も親しみを感じる都道府県のシールを持っています。そして、希望する搭乗者にはそのシールをいただくことができるようになっています。

都道府県シールがJALに導入されてからかなりの時間が経ちますが、普段ANA便しか乗らない自分はまだ1枚も都道府県シールを持っていませんでした。そこで今回、搭乗後に毛布を持ってきてもらう時に客室乗務員の方に「都道府県シールをいただいてもよろしいでしょうか」を聞き、いただくことにしました。

結果、今回は

  • 石川県
  • 埼玉県
  • 山形県
  • 岩手県
  • 大阪府

の都道府県シールを入手することができました。

着陸後の降機

最前列の座席に搭乗しているため、着陸後の降機は一番手グループとなります。徳島空港はとても小さい空港になるので、降機して数分歩くだけで預け入れ手荷物のターンテーブルが見えてきて、そのまま制限エリア外に出ることができます。今回は預け入れ手荷物はありませんが、空港が小さいため、預け入れ手荷物も比較的早く出てくるものと思われます。

まとめ

今回は数年ぶりのJAL便への搭乗となりました。普段はANA便にのみ搭乗していますが、たまには他の航空会社のフライト(特に別アライアンスの航空会社)の便に乗ってみるのも良いと思いました。