暑い日が続くようになり、夏が近づいてきたことを実感します。夏といえば、夏休みで、海外旅行シーズンになってきます。自分自身もまたこの夏のタイミングで海外旅行に行くことを計画しています。

とはいえ、そんなに遠くに行きたいという欲求があるわけでもなく、色々な土地に触れることができれば、ということで旅行プランを考えてみました。

夏休みの海外旅行のテーマは?

実は自分は2012年ごろに、中国の大連という街に3ヶ月ほど出張を行なっていました。当時の大連は様々なビルやマンションを建築していたり、地下鉄の建設が進んでいるような街でした。気づけば大連にいた頃から既に7年が経過していることに気づきました。ふと気になり大連についてWebで調べてみると、当時からは様々な変化が起きていることを知りました。そこで、今回の夏休みの海外旅行の主テーマは、「7年前の大連での生活を思い出す旅」に決まりました。

また、ただ日本と大連を往復するだけでは勿体無いこともあり、合わせて近場のアジア圏の中でまだ行ったことのない「韓国」「台湾」にも寄り道をすることを考えています。スターアライアンス特典航空券の場合、ストップオーバーは1箇所のみ可能なので、今回は「韓国」「台湾」のどちらか一方に滞在し、もう一方はトランジットによる利用にすることに決めました。

ANA特典航空券を使った予約を検索

近距離フライトなので、エコノミークラスの利用でも十分問題ないのですが、少なくとも3フライトは必要なことを考えると、マイル利用であればビジネスクラスにしてしまうのが良いだろう、ということでビジネスクラス前提でフライトを探してみます。また、特典航空券の場合、トランジットを間に挟んだとしても必要マイル数は増えず、空港利用料や諸税・燃油サーチャージなどが加算されるのみとなるので、ビジネスクラスを満喫するという方針も楽しめると思います。

そのような考えから以下のようなフライトを見つけました。

この旅程の場合、

  • 東京・成田 → 大連
  • (大連で3泊)
  • 大連 → ソウル・仁川 → 台北・桃園(仁川で5時間のトランジット)
  • (台北で3泊)
  • 台北・桃園 → 上海・浦東 → 東京・成田(浦東で5時間のトランジット)

というフライトになります。5便に搭乗し、全てがビジネスクラスで大人1人あたりの費用は「43,000マイル+22,900円」となります。周遊チケットで同等のルートを検索することは難しいようですが、それぞれのフライトを個別に予約すると、50万円くらいの値段になります。約50万円のチケットを43,000マイルで予約できたとなると、1マイルあたりの価値が11.62円になり、とても効率的な使い方であると言えます。

また、この一連のフライトでは、利用する航空会社に重複はなく、すべて異なる航空会社を利用することになります。利用機材という点では、ボーイング777のみ重複がありますが、その他はすべて異なる機材を利用します。つまり、航空会社も飛行機も様々な種類を楽しむことができるフライトであると言えます。

想定している各フライトについて

第1フライト: 東京・成田発、中国・大連着

このフライトが一連の旅のスタートになります。旅のスタートは安心の日系航空会社「ANA」です。成田空港から大連空港までは、1時間の時差があり、実フライト時間は3時間です。利用機材は、ANAのボーイング787-8になります。ビジネスクラスは32席あり、近距離路線では珍しく2-3-2のスタッガード配列となっています。ビジネスクラスの利用なので、成田空港ではANAラウンジを利用することができます。出発まではラウンジでゆっくりすることができます。

第2フライト: 中国・大連発、ソウル・仁川着

2つ目のフライトは、アシアナ航空の利用です。大連空港から仁川空港までは、時差はなく約2時間のフライトになります。利用機材は、エアバス330-300です。ビジネスクラスは30席あり、近距離路線でよく使われているクレードルタイプの座席になります。ビジネスクラスの利用なので、大連空港ではVIPラウンジを利用することができます。

第3フライト: ソウル・仁川発、台北・桃園着

3つ目のフライトは、タイ国際航空の利用です。仁川空港から桃園空港までは、1時間30分のフライトになります。このくらいのフライト時間だと、日本国内線と同程度と言えます。利用機材は、ボーイング777-300、ビジネスクラスの座席は42席あり、短距離便にしては珍しく座席配列はスタッガード配列となっています。これは、仁川・桃園間が、以遠権を使ったフライトに該当しており、本来は仁川〜桃園〜バンコクというフライトに当たるのが理由かと思われます。出発までは、アシアナ航空のラウンジを使ってゆっくりすることができます。

第4フライト: 台北・桃園発、上海・浦東着

4つ目のフライトは、エバー航空の利用です。桃園空港から浦東空港までは、2時間のフライトになります。利用機材は、ボーイング777-300ERであり、ビジネスクラスの座席は39席あり、1-2-1配列のヘリンボーンとなっています。桃園空港では、スターアライアンスゴールドメンバーでは「The STAR」ラウンジが利用可能ですが、今回はエバー航空のビジネスクラスへの搭乗なので、その1つ上のラウンジである「The INFINITY」ラウンジが利用可能になります。

第5フライト: 上海・浦東発、東京・成田着

最後のフライトは、中国国際航空の利用です。浦東空港から成田空港までは、1時間の時差があり、約2時間30分のフライトになります。利用機材はボーイング737-800であり、8席のビジネスクラスが設定されています。5つのフライトのうち、この機体のみがナローボディ機となっており、他のフライトとは少し違った楽しみ方ができそうです。浦東空港では、中国国際航空のラウンジでゆっくりすることができます。中国国際航空のラウンジは2フロアあり、とても広々としています。

まとめ

まだ、夏休みのフライトを予約完了しているわけではないですが、とても楽しそうなフライトが期待できそうです。これに合わせて、ホテルの予約と仕事の休暇の目処がついたら、予約を行いたいと思います。