ANAでは、2019年5月からトクたびマイルというキャンペーンが実施されています。このキャンペーンは、期間限定・路線限定で通常のマイル数より少ないマイルでANA国内線特典航空券が利用できるものです。

発売されるタイミングが直前期なので、スケジュールの調整や宿泊ホテルの手配などでバタバタしてしまいますが、通常よりもかなり少ないマイルで旅行に行けるので、おすすめです。

2019/08/19〜2019/08/25のトクたびマイル一覧

2019年7月前半以降、トクたびマイルが実施されていなかったようですが、久しぶりのトクたびマイルの実施です。今まではレギュラーシーズンのトクたびマイルでしたが、今回はハイシーズンに当たります。

レギュラーシーズンのトクたびマイルでは、

  • 6,000マイル分の路線を3,000マイルで(割引率 50%)
  • 7,500マイル分の路線を4,500マイルで(割引率 40%)
  • 9,000マイル分の路線を6,000マイルで(割引率 33%)

のような割引が行われていましたが、今回のハイシーズンのトクたびマイルでは、

  • ハイシーズン7,500マイル分の路線を4,500マイルで(割引率 40%)
  • ハイシーズン9,000マイル分の路線を6,000マイルで(割引率 33%)

をベースとしながら、一部の路線をさらに割引いたマイル数で販売するようです。

例えば、札幌・新潟間はハイシーズン片道9,000マイルですが、今回のトクたびマイルでは割引率66%の3,000マイルで提供されています。一方で、札幌・秋田間はハイシーズン片道7,500マイルですが、今回のトクたびマイルでは割引率40%の4,500マイルでの提供となります。このように、今回のトクたびマイルでは必要マイル数の逆転現象もいくつか見られるようです。

また、今回は新潟便がフィーバーしているようで、「札幌・千歳」「福岡」「東京・成田」「名古屋・中部」「大阪・伊丹」と各地から新潟に向かう便がトクたびマイルで設定されています。

東京発着便

発着地1 発着地2 トクたび 通常期 割引率
東京・羽田 庄内 3,000 7,500 60%
東京・成田 新潟 3,000 7,500 60%
東京・羽田 岡山 6,000 9,000 33%
東京・羽田 高松 6,000 9,000 33%
東京・羽田 高知 6,000 9,000 33%
東京・羽田 大分 6,000 9,000 33%

大阪発着便

発着地1 発着地2 トクたび 通常期 割引率
大阪・伊丹 新潟 4,500 9,000 50%
大阪・伊丹 高知 4,500 7,500 40%
大阪・伊丹 大分 4,500 7,500 40%
大阪・伊丹 宮崎 4,500 7,500 40%

その他

発着地1 発着地2 トクたび 通常期 割引率
札幌・千歳 新潟 3,000 9,000 66%
福岡 新潟 3,000 9,000 66%
名古屋・中部 新潟 3,000 7,500 60%
札幌・千歳 秋田 4,500 7,500 40%
長崎 対馬 4,500 7,500 40%
大阪・伊丹 秋田 6,000 9,000 33%
名古屋・中部 仙台 6,000 9,000 33%
名古屋・中部 鹿児島 6,000 9,000 33%
福岡 小松 6,000 9,000 33%

宿泊費を安く上げるには?

特典航空券を使って航空券を安くしたとしても、宿泊費が必要になってきます。その宿泊費を少しでも安くすることが重要になります。ANAトクたびマイルと相性がいいのは、CtoCでホテル宿泊を売買できるCansellというサイト です。

Cansellでは、キャンセル不可でホテルを予約した人が、急用により宿泊できなくなってしまった時に、その予約をユーザー同士で売買することができるプラットフォームです。その性質上、場所も日時も最大宿泊人数も決まった状態での出品になりますが、30%オフや50%オフ程度の割引率でホテルを予約することもできます。

自身も過去に何度かCansellを利用して安くホテルに宿泊したことがあります。その時の宿泊体験を【cansell】池袋のビジネスホテルに3泊6,000円で泊まった話にまとめていますので、興味のある方はぜひご覧ください。

まとめ

今回のトクたびマイルは初めてのハイシーズン時期となりました。また、今までは通常期のマイル数を元に単純な割引率でトクたびマイルでの必要マイル数が設定されていました。しかし、今回は単純な割引率が設定されているのではなく、初めての逆転現象も起きました。

おそらくこれは、便の予約状況に応じて必要マイル数を動的に変更する措置をとったのかなと思っています。前回のトクたびマイルから時間が空いたのもそれが原因かもしれません。