夏休みを利用して、ANAマイル・アメックスプラチナカードを駆使したアジア周遊旅行に行ってきました。今回の周遊旅行は本ブログの夏休みの海外旅行を検索、たった◯◯マイルでビジネスクラスに5回搭乗できるルートを発券で紹介したチケットを使った旅行になります。以前のブログでは、特典航空券の予約のみの紹介で、どういったホテルに宿泊するのかや、具体的な観光については一切触れていませんでした。

2019年9月に実際にアジア周遊旅行を行なってきたので、その様子を順番に紹介したいと思います。本記事は、その周遊旅行の中の一番最初の日本の出発の様子を紹介したいと思います。

出発は日暮里駅から成田駅へ、京成スカイライナー

今回のフライトは、成田空港出発のフライトのため、成田空港に向かいます。フライト時刻は10:05です。朝ごはんはもちろん、空港のANAラウンジで取りたかったこともあり、かなり時間に余裕を持って出発します。本来は、日暮里駅で4分間の乗り換えで出発する京成スカイライナーに乗車して成田空港に向かう予定でしたが、1分ほどの電車の遅れが原因で予定していたスカイライナーには乗れず、後続のスカイライナーで空港に向かうことになりました。

もともと時間に余裕を持った便にしていたので影響はありません。それにしても、京成スカイライナーはとても早く、この日も最高速度160kmでぶっ飛ばしていました。

成田空港での搭乗手続きとセキュリティチェック、出国審査

成田空港に着き、早々とセキュリティチェックを行います。朝の8:00頃の時間帯ということもあり、エコノミークラスのチェックインカウンターはとても混雑しています。しかしながら、今回の搭乗はビジネスクラス。そうでなくても、ANA VISAワイドゴールドカードを保有していますし、ANAスーパーフライヤーズカードも保持しているので、ビジネスクラスのチェックインカウンターが利用可能です。こちらのカウンターは、自分の前は1組待っているだけですぐに手続きが開始されました。エコノミークラスかつSFC未保有であれば、ここで30分程度は待つことになっていたと思うので、快適なチェックインとなりました。

チェックインのあとは、セキュリティチェックです。成田空港のセキュリティチェックは、ビジネスクラスの利用者であっても、実は優先レーンを利用することができません。しかし、自身はANAスーパーフライヤーズカードを保持しており、SFC会員は優先レーンを利用できるので、SFC特典を使って、セキュリティチェックの優先レーンを利用します。基本的には階級としては「ビジネスクラス > SFC」であるはずですが、このセキュリティチェックにおいては「ビジネスクラス < SFC」と立場が逆転しています。

セキュリティチェック後は出国審査。こちらは日本の出国審査になるので、顔認証を使って一瞬で終わってしまいます。

ということで、空港に着いてから、15分程度で出国完了となりました。

成田空港のANAラウンジはやっぱり広い

出国審査完了後、フライトの搭乗開始まで1時間30分ほどの時間があるため、ANAのビジネスクラスラウンジへ向かいます。ラウンジに到着した時間帯はまだまだ利用者も少ない状態でしたが、時間が経つにつれて徐々に利用者も増えていきます。

注文した朝食は、ラウンジ食の定番ということで、カレーとラーメン。

食事をしながら、この後の旅程の再確認を行います。

最初のフライトはNH903便大連行き

搭乗時間が近づいてきたので、搭乗ゲートに向かいます。優先搭乗を待つ人はほとんどいないので、かなり早いタイミングで機内に入ることができました。この区間のフライトの機材はスタッガードシート配列の「ボーイング787-8」です。成田空港(NRT)から大連周水子国際空港(DLC)までは約3時間と短時間のフライトであり、かつ昼間の時間帯のフライトであるにも関わらず、スタッガードシート配列の機材を割り当ててくれていることには感謝です。

今回の利用機材は、ボーイング787-8・ドリームライナーで、今回利用した座席は「1K」の座席、ワイドボディの右列窓側の座席となります。

離陸するとすぐに、機内食が配られます。今回はハンバーグが食べたくなったので、洋食を選びました。今回の機内食のメニューはこんな感じ。

  • アペタイザー
    • 蟹と帆立貝のムース 甲殻類のコンソメジュレ
    • カレー風味オマールソース
  • メインディッシュ
    • ANAオリジナルビーフハンバーグ
    • デミグラスソース
  • ブレッド
    • チャバッタ
  • デザート
    • ヨーグルト・サティーヌ(オレンジとパッションフルーツのコンポートにパッションフルーツのクーリーと、ゼリー状のオレンジを乗せたクリーミーなヨーグルト)

機内では、これからの旅行を想像しながら、機内食を食べ、そして機内エンターテインメントを使って「アラジン」の映画を見ます。見始めるのが遅かったり、途中トイレに行ったり、CAさんとお話しするために中断しお話したりしたこともあり、時間がかなりギリギリになりましたが、アラジンをなんとか見終わり、大連周水子国際空港(DLC)に到着です。

この日のビジネスクラスの乗客はわずか10名程度。座席は30ほどあるので、3分の1程度が埋まっている計算になります。中国の大連という都市は、日系企業が多く進出している地域にもなり、日本からのビジネス需要も多くある路線となります。

座席も快適で、機内食も美味しく、オーダーにも快く答えてくれたCAさん、ととても快適なフライトとなりました。1点残念なのはアメニティキットがない点です。ANAのウェブサイトにもアメニティキットの対象路線は「北米(ホノルル線を除く)・ヨーロッパ・メキシコシティ・シドニー路線」と記載されているので、アメニティキットが提供されないことは知っていますが、スタッガードシートを使うのであれば、機内での睡眠も行うことが考えられるでしょうし、アイマスク、イヤプラグくらいは準備して欲しいな、と思ってしまいました。しかし、それでもたった3時間のフライトとはいえ、エコノミークラスと比べると快適なので、今後もマイルを利用する限りはビジネスクラスに乗りつづけたいと思います。

大連周水子国際空港への到着

成田空港を離陸して、3時間10分で大連周水子国際空港に到着です。現地時刻は12:15ということでちょうどお昼の時間帯となります。

まとめ

ということで、この記事では、「ANAマイルとアメプラで行くアジア周遊旅行6泊7日の旅」のその1として日本を出発するまでの様子と、機内の様子について紹介しました。国際線のビジネスクラスへの搭乗は2年ぶりということもあり、ワクワクしながらの搭乗となりましたが、とても快適に過ごすことができました。