夏休みを利用して、ANAマイル・アメックスプラチナカードを駆使したアジア周遊旅行に行ってきました。今回の周遊旅行は本ブログの夏休みの海外旅行を検索、たった◯◯マイルでビジネスクラスに5回搭乗できるルートを発券で紹介したチケットを使った旅行になります。以前のブログでは、特典航空券の予約のみの紹介で、どういったホテルに宿泊するのかや、具体的な観光については一切触れていませんでした。

2019年9月に実際にアジア周遊旅行を行なってきたので、その様子を順番に紹介したいと思います。本記事は、最初の訪問都市である中国・大連では「コンラッド大連」に宿泊しましたので、こちらのホテルの宿泊レビューをお届けしたいと思います。

コンラッド大連について

コンラッド大連は名前の通り、コンラッドブランドのホテルです。コンラッドホテルは、ヒルトングループのホテルブランドとなっています。ヒルトングループのホテルブランドの中でもコンラッドホテルはかなり高級な部類に位置するホテルブランドとなります。コンラッド大連は2012年ごろにオープンしたホテルで、比較的新しいホテルとなっています。

立地は、

のようになっています。空港からはタクシーを使えば20〜30分程度、地下鉄と徒歩でも同程度の時間で来ることができます。他にも徒歩圏内に「大連国際会議センター」や「大連湾」などもあり、周辺の眺めはとても良い場所となります。大連の中心地もそんなに離れている訳ではなく、中山広場や勝利広場などへも車で数分・電車でも数分の便利な場所になります。ただ、周辺徒歩圏内には繁華街っぽいものはないので、タクシー・電車移動が中心となります。

ホテル到着時の悲劇

最初、中国・大連に到着してから、ずっとGoogleマップの地図を頼りに行動していました。空港から最寄りの駅までは新しくできた地下鉄を利用して行きました。

最寄りの地下鉄を降りてから、Googleマップに従ってコンラッドホテルに歩いて向かいます。歩いて10分ほどで地図の示す先に着いたのですが、そこに広がるのは、「工事中とみられる建物」と「倉庫」などが広がっているエリアでした。コンラッド大連は50階くらいある高層ビルであることは知っていたので、どこかおかしいと感じていました。

  • 実はまだ、コンラッド大連はオープンしていなくて、工事中なのではないか
  • 実は倉庫に宿泊することになるのではないか
  • この数日の間に取り壊されたのではないか

などが頭をよぎりました。付近を15分ほど歩き回った結果、上を見上げると、「CONRAD」と書かれた高層ビルが目に入ったため、なんとかホテルにたどり着くことができました。

この時に、Googleマップが間違った場所を指していたことを認識しました。地図で見ても、このように実際のホテルの場所とGoogleマップの指し示す場所が異なっていました。

今回宿泊した部屋

今回の予約

今回のコンラッド大連は、「ラグジュアリーカード・ブラック」のコンシェルジェを通して予約を行いました。予約情報は、こんな感じ。

  • お部屋
  • 料金(税抜)
    • CNY 1,100.00/泊
    • 総額CNY 3,847.00 ※約57,986円
  • 特典内容
    • 無料朝食 (2名様まで)
    • 100米ドル相当のホテルクレジット
    • お部屋のアップグレード または レイトチェックアウト ※当日の空室状況による
    • ヒルトンオーナーズポイント2倍加算

アメックス・プラチナカードを保有しているため、ヒルトン・オナーズのゴールド会員の資格を得ていますが、それがなくてもラグジュアリーカード・ブラックのコンシェルジェ経由の予約で同等のベネフィットが得られている気がします。「100米ドル相当のホテルクレジット」についてはゴールド会員でも得られないベネフィットなので、今回の宿泊に関してだけで言えば、コンシェルジェ経由での予約だけで十分かもしれません。

アップグレード結果

実際に通された部屋は、「お部屋のアップグレード」特典のおかげで、こんな感じ。

  • お部屋
    • KING EXECUTIVE ROOM WITH LOUNGE ACCESS
    • エグゼクティブキング(58m2)
    • ラウンジアクセス付き
    • ハーバービュー

チェックイン日が自身の誕生日であることも、アップグレードの段階を決める上で要素になったかもしれません。金額にすると、元々の予約と比べると、3泊で合計10,000円くらいの上乗せが行われました。

3泊で合計10,000円相当のアップグレードなので、大したことはなさそうですが、ラウンジアクセスが可能なお部屋になった点は大きいです。

お部屋の紹介

お部屋はこんな感じでとても広くて快適です。

ベッドの他に、ソファーとデスクがあるので、仕事も捗ります。また、誕生日の宿泊ということもあり、ソファー前のテーブルには、誕生日ケーキとワイン、グラス2つが置かれていました。

チェックインが完了して部屋に入り、数分経つと、「誕生日おめでとう、テーブルにケーキとワインを置いておいたので、召し上がってね」といった電話がかかってきました。誕生日に高級ホテルに宿泊すると、こういったウェルカム・サービスがあることは、以前バンコクに泊まった時に経験済みですが、気分がいいものです。

部屋の外を見るとこんな感じで、素敵な湾岸の景色が広がっています。

100米ドル相当のホテルクレジット

今回は、ラグジュアリーホテルのコンシェルジェを経由して予約しており、その予約特典の1つとして、「100米ドル相当のホテルクレジット」が予約に含まれています。本来なら、このホテルクレジットを使って、ルームサービスを頼んだり、ホテルレストランで豪華な食事を行うのが良いのですが、今回は利用するタイミングを失ってしまい、利用することはできませんでした。

これについてはとても残念でしたが、それよりも昔お世話になった方に会うことができたので、それでよしとします。

ラウンジ

今回、アップグレードされた部屋はラウンジアクセスが可能ということで、ラウンジにも行ってみます。ラウンジの写真は撮り忘れてしまいましたが、広くはないものの、贅沢な空間が広がっていました。朝食の時間帯は空席も少なかったものの、座ることができないような混み具合ではなく、座席を確保することは十分に可能でした。

また、ラウンジからは「大連国際会議センター」を真上から眺めることができたり、湾岸エリアの高層ビル群を眺めることもできます。

まとめ

ということで、今回の記事では中国・大連で宿泊した高級ホテルである「コンラッド大連」に宿泊した様子をご紹介しました。ラグジュアリーカード・ブラックのコンシェルジェを利用したこともあり、通常よりも1泊あたり3,000円ほどランクの高い部屋に宿泊することができました。本来であれば、ホテルクレジットもギリギリまで利用したかったところですが、それはまた今度の機会にしたいと思います。