JR東日本が提供する駅ナカ×シェアオフィスである「STATION WORK」を筆頭にこの数年の間でブース型のシェアオフィスが増えてきました。ブース型シェアオフィスでは、会員登録さえすれば、必要な時に必要な時間だけプライベート・オフィスを利用することができます。そして、そのようなブース型シェアオフィスが都内近郊エリアだけで100拠点くらいの数が存在します。

この記事では、首都圏で利用可能なブース型シェアオフィスをまとめたいと思います。

ブース型シェアオフィスの利用価値

新型コロナウィルスの影響で外出する機会は以前と比べれば大きく減ったと思います。しかしながら、重要な予定などで都内などに赴くケースはゼロにはなりません。そしてそのようなタイミングに合わせていろいろな予定を詰め込むことになるでしょう。そんな時、予定と予定の間をどのように過ごすかは重要になります。

今までであれば、街中のカフェに入って時間を潰すようなことが多かったと思います。しかしながら、街中のカフェは、多くの人がマスクを外して過ごしており、また場所や時間帯によっては混雑することもあります。

そんな時に、ブース型シェアオフィスであれば、自分1人だけの空間を得ることができます。また、室内は除菌用のウェットティッシュも置かれているので、入室するときに除菌することで、感染リスクを抑えることができるでしょう。

自身も都内への外出が必要になった時で、次の予定まで時間が空いてしまった時は、できるだけカフェではなく、ブース型シェアオフィスで過ごすようにしています。

首都圏で利用可能なブース型シェアオフィスのブランド

STATION WORK

STATION WORK 公式Webサイト

STATION WORKは、JR東日本が展開する駅ナカを中心としたブース型シェアオフィスです。1人用のブースである「STATION BOOTH」(一部、2名用ブースもあり)、一般的なコワーキングスペースに近い「STATION DESK」、そしてJR東日本ホテルメッツのホテルの空室などを利用した「提携店」の3種類に分けることができます。STATION BOOTHやSTATION DESKは、駅ナカや駅のすぐ近くに設置されているため、打合せの合間や電車の待ち時間などに手軽に利用することができます。

料金は、基本的には1人用ブースが15分あたり250円、2人用ブースが15分あたり300円、そしてJR東日本ホテルメッツのプランが利用する時間や時間帯により異なりますが、2,300〜5,500円となっています。

ただし、自分のスマートフォンと相性が悪いのか、STATION WORKのWebサイトを、スマートフォンで見ようとすると、ページの読み込みが遅かったり、ブースの予約ができなかったりします。そのため、事前の予約を行う時は注意する必要があります。ただ、事前の予約を行わなくても、直接現地に行き、ブースが空いているのであればその場でQRコードを使ってブースを借りることができます。

CocoDesk

CocoDesk 公式Webサイト

CocoDeskは、富士ゼロックス社が展開するブース型シェアオフィスサービスです。CocoDeskは首都圏の東京メトロの沿線を中心に現在27箇所にブースを設置しています。ただし、1箇所あたりのブース数は1〜2個と少ない点に注意が必要です。

法人契約と個人契約の双方に対応しており、最も手軽な個人契約の場合、15分あたり250円で利用することが可能です。

テレキューブ

テレキューブ 公式Webサイト

テレキューブは、テレキューブサービス株式会社が運営するブース型シェアオフィスサービスです。設立は新しい会社ですが、首都圏だけでなく関西エリアにもブースを展開しています。立地は、オフィスビルを中心に展開しているので、営業職の人が打合せの合間に利用することを意図して展開しているものと思われます。

また、法人契約の場合、利用制限はあるものの、月80,000円の固定料金プランが存在します。固定料金プランでは、同時刻の利用が1人までに制限されたり、1回あたりの時間が3時間までに制限されるものの、ID数に制限なく利用することができます。

ブース型シェアオフィスの設置場所マップ

STATION WORKとCocoDeskの公式Webサイトの情報を元に、ブース型シェアオフィスの設置場所をGoogleマップで作成しました。営業などで都内の外出が多い方は、こちらのページをブックマークするなどして、外出先でいつでもアクセスできるようにしておくと良いでしょう。

Googleマップで直接見たい方はこちら

まとめ

この数年の間に一気に増えてきたブース型シェアオフィスについてまとめてみました。自身も都内で何度か利用したことがありますが、カフェと違って短時間であってもプライベート空間が持てることに気に入っています。

ぜひ、都内などで時間が空いた時は、この記事から近くのブース型シェアオフィスを探して利用してみてはいかがでしょうか。