サンフランシスコ国際空港にあるアメックス・センチュリオンラウンジを体験してきたので、その様子をご紹介します。アメックス・センチュリオンラウンジは、アメリカンエクスプレスが誇る最高級のサービスが提供されるラウンジです。

2年ほど前に、香港国際空港にあるセンチュリオンラウンジを利用して以来、センチュリオンラウンジを利用していなかったので、久しぶりのセンチュリオン・ラウンジの利用となります。

センチュリオン・ラウンジって何?

アメックス・センチュリオン・ラウンジとは、アメックスのセンチュリオン会員ならびにプラチナ会員向けに空港に設置されているラウンジです。名前こそは「センチュリオン」となっていますが、プラチナ会員でも利用可能なラウンジです。

センチュリオン・ラウンジは、2019年11月時点で世界に19個存在します。現時点で設置されている空港は、

  • インディラ・ガンジー国際空港(インド)
  • チャトラパティ・シヴァジー国際空港(インド)
  • シドニー国際空港(オーストラリア)
  • メルボルン国際空港(オーストラリア)
  • ストックホルム・アーランダ空港(スウェーデン)
  • 香港国際空港(香港)
  • エセイサ国際空港(アルゼンチン)
  • グアルーリョス国際空港(ブラジル)
  • メキシコ・シティ国際空港(メキシコ)
  • ヘネラル・マリアーノ・エスコベード国際空港(メキシコ)
  • トルーカ国際空港(メキシコ)
  • シアトル・タコマ国際空港(アメリカ)
  • サンフランシスコ国際空港(アメリカ)
  • ラスベガス・マッカラン国際空港(アメリカ)
  • ダラス・フォートワース国際空港(アメリカ)
  • ジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル・ヒューストン空港(アメリカ)
  • マイアミ国際空港(アメリカ)
  • ラガーディア国際空港(アメリカ)
  • フィラデルフィア国際空港(アメリカ)

となります。2017年12月時点では、その数は16個であったため、この2年間で3つのラウンジが増えたことになります。増えた3つのラウンジは、オーストラリアの「メルボルン国際空港」、スウェーデンの「ストックホルム・アーランダ空港」、ブラジルの「グアルーリョス国際空港」の3点になります。

アメリカだけで7個ある点に注目ですが、インドの2箇所や南米に2箇所設置されている点にも注目です。お世辞にもインドや南米には富裕層が多く住んでいるようには思えず、またハブ空港でもないので、なぜインドの2空港に設置されているのかは疑問が残ります。

今回は、この19個あるセンチュリオン・ラウンジの中の「サンフランシスコ国際空港」のラウンジ・レポートとなります。

サンフランシスコ国際空港のセンチュリオン・ラウンジ

場所

サンフランシスコ国際空港のセンチュリオンラウンジは、ターミナルT3の2階にあります。

上の図の赤丸の箇所が該当します。T3のターミナルは、ユナイテッド航空の国内線が独占しているターミナルとなっています。そのため、ユナイテッド航空のアメリカ国内線を利用する場合に便利なラウンジとなります。日本人が利用する場合は、国際線での利用が多くなると思います。ANAの属するスターアライアンスの搭乗ゲートが集まっているボーディング・エリアGからは連絡橋があるため、行き来することができます。

地図の場所に来ると、下の写真のようにセンチュリオン・ラウンジの入り口が現れます。この入り口を入って階段を登った2階に、ラウンジの受付があります。

受付で、アメリカン・エクスプレスのプラチナカードやビジネス・プラチナカード、センチュリオンカードを提示してラウンジに入室します。対象となるプラチナカードには、セゾンアメックス・プラチナなどの提携カードは含まれないので注意してください。

設備

ラウンジ内には、無料WiFiやシャワールームの他に、メンバー・サービスデスクやファミリー・ルーム、セミ・プライベート・ワークスペースなどもあります。

座席は全部で100席以上ありましたが、今回利用した平日の朝の時間帯では、8割くらいの座席が埋まっていました。

過去に香港国際空港のアメックス・センチュリオンラウンジの様子を大公開の記事で紹介した香港国際空港のセンチュリオンラウンジと比較すると、そのラウンジの広さは2倍以上に感じました。

料理・ドリンク

ドリンクのバー・カウンターはこんな感じ。ラウンジというと、カウンターにお酒がずらりと並んだ様子を想像しましたが、ここのセンチュリオン・ラウンジはそのようなことはなく、カウンター内はスッキリしています。

こことは別に、ソフトドリンク用のコーナーもあり、コーヒー類を飲むことも可能です。

食事については、朝の時間帯ということもあり、ブレックファスト・メニューが並んでいました。今回は自分はこのようなメニューをチョイスしましたが、よくホテルにある朝食といった感じです。他にもリンゴやバナナなどのフルーツ類を食べることも可能です。

ラウンジ内の風景

受付を入ってすぐのエリアにはこのように、アメックスの犬の絵画が置かれたエリアがあります。厳かな雰囲気が伝わってきます。

ラウンジ内はこんな感じ。開放的な雰囲気ですね。

アメックス・プラチナカードを目指すなら

アメックスのセンチュリオン・ラウンジを利用するなら、アメックス・プラチナ以上のクレジットカードの保有が必須です。一昔前までのプラチナカードは、直接申し込むことが出来ず、グリーンカードまたはゴールドカードを保有し、一定以上の利用実績を積んだ上でインビテーション(招待状)を待つ必要がありました。しかし、現在はアメックスのWebサイトから直接プラチナカードを申し込むことが可能です。もちろん、取得するには厳正な審査を受ける必要があるので、中途半端な属性では審査を通ることは難しいかもしれません。

しかし自分の場合は、まだインビテーションが必要だった頃に、約1年間のゴールドカード利用でインビテーションを取得しました。その1年間の利用実績は、1年でアメックス・プラチナカードを取得。インビテーションまでの利用実績を公開にまとめましたので、参考にしてみてください。

もし、プラチナカードを欲しいと思った方がいらっしゃいましたら、直接Webサイトから申し込むのも良いですし、プラチナカード・ホルダーである私にご連絡いただけましたら、紹介キャンペーンを使ってより多くのポイントを獲得できる方法を一緒に考えることも可能です。その際は当サイトのお問合せフォームからお問合せください。