以前のブログ「マリオットグループ、2020年プラチナチャレンジの軌跡」に記載したように、2020年2月中旬から、プラチナチャレンジに成功し、マリオットホテル・グループのプラチナエリート資格を獲得しました。有効期限は、2022年1月末までと、約2年間の会員資格となります。もちろん、プラチナエリート資格は、取得して終わりではなく取得したあとこそ楽しいホテルライフが待ち受けています。
ということで、今回はプラチナエリートとしての記念すべき最初の宿泊の様子を紹介します。なお、この宿泊は、昨今のウィルス周りでマリオットホテルもサービス範囲を見直した後の宿泊となるので、この騒動でどのような対応が行われているかを知るのにも役立ちます。
宿泊したホテル
シェラトン都ホテル東京
今回宿泊したホテルは「シェラトン都ホテル東京」となります。マリオットグループのカテゴリー5に該当するホテルとなります。2020年3月4日のカテゴリー変更以前はカテゴリー6であったため、1ランク下がっております。港区白金台の閑静な住宅街にひっそりと佇んでいます。最寄り駅は、都営三田線・東京メトロ南北線の白金台駅もしくは、白金高輪駅となります。どちらも歩いて10分かからないくらいの場所に位置しています。
予約した部屋と、宿泊した部屋
マリオット・プラチナエリート会員ということもあり、予約はマリオットの公式サイトから行っています。予約した部屋は、中層階に位置する「スーペリア・ツイン」の客室となります。会員料金事前購入で、15,343円の宿泊費に税金や手数料などを足して、トータルの宿泊費は18,965円となりました。客室の広さは30m2で、一般的なビジネスホテルにたくさん宿泊してきた自分の感覚からすると、とても広いお部屋となります。
しかしながら実際には、プラチナエリート会員なので、チェックインの際にアップグレードの恩恵を受けることができます。今回は、チェックイン時に
- デラックス・キングダブル
- 30m2の客室
- 昨年改装を行った新しい部屋
- デラックス・ツイン
- 36m2の客室
- 改装を行っていない少し古い部屋
の2つの選択肢を提示していただきました。例え6m2であっても広い客室を選ぼうと思ったのですが、「改装を行っていない少し古い部屋」ということが判明したため、今回は「デラックス・キングダブル」のお部屋を選択させていただきました。
お部屋の様子
お部屋はこのように、
- ダブルベッド
- 1人用ソファー
- ローテーブル
- デスク
- 大型テレビ
などが置かれています。
ベッドは恐らくシーリージャパンのマットレスが利用されていると思われます。
サービスの変化
世界中で猛威を奮っているウィルスへの対策として、3月1日から4月1日までの間、通常時とは異なる特別対応が行われています。
ラウンジ・朝食
「中国料理四川での朝食ブッフェ(6：30～10：00)」「クラブラウンジの営業(終日)」を休業としています。プラチナエリートの場合、クラブラウンジでの朝食が無料でついてきますが、クラブラウンジが利用できないため、特別対応という形で、ホテル1階にある「Bamboo(バンブー)」というカフェスペースで、アメリカンブレックファーストという形で朝食をいただくことができます。ブッフェ形式のように、セルフサービスでホットミール・コールドミールをそれぞれが取りに行く形ではなく、スタッフの方が1人分の食事を準備し持ってきてくれます。
また、ランチタイムやカフェタイム、カクテルタイムのラウンジ利用の代わりに、チェックイン時に同じくホテル1階にある「Banboo(バンブー)」でのドリンク券をいただきました。チェックイン時にいただいたドリンク券は、1回利用タイプのもので宿泊人数分をもらう形ですが、滞在期間中1度しか利用できない、というわけではなく、利用後に再びホテルのフロントに申し出れば、再びドリンク券をいただくことができるようです。なお、通常のクラブラウンジでは、ドリンクだけでなくデザート類や軽食についても置いてあるのですが、今回の特別対応では、デザート類については無料でいただくことはできず、ドリンクのみが対象となっているようです。
フィットネスの利用
まず、シェラトン都ホテル東京では、通常は「シェラトン・フィットネス」と「スイミング(屋内温水プール)」が利用可能です。しかしながら、現在はウィルスへの感染予防・対策のために営業停止となっています。
その他
フィットネスとラウンジ・朝食の利用について以外に今回の宿泊で気付いたサービスの変化はありませんでした。個人的には、「ウィルスの影響で、宿泊客が大幅に減っており、ラウンジサービスが提供できないので、お部屋を大幅にアップグレードさせていただきました」という展開を期待していましたが、今回のアップグレードはワンランクのみとなりました。