非常事態宣言が解除され、3週間ほどが経過したタイミングで、東京マリオットホテルに宿泊してきました。東京マリオットホテルは言わずと知れたマリオットグループのホテルの1つです。ホテルランクはカテゴリー6に属しており、所謂「高級ホテル」に分類されるホテルです。

このホテルに、6月中旬に宿泊してきましたので、その様子を紹介したいと思います。

東京マリオットホテル

今回宿泊した東京マリオットホテルは、東京都の品川駅から徒歩10分程度の場所に位置するマリオット・グループにおけるホテル区分のうち、カテゴリー6に属する高級ホテルの1つです。

品川駅から少し離れているものの、駅から無料の送迎バスが1時間に3〜4本運行されているため、バスにて容易にアクセスすることができます。

今回の宿泊

予約

今回予約したお部屋は、一番下のランクの「スーペリア・ルーム」。通常であれば、東京マリオットホテルは、一番下のランクの「スーペリア・ルーム」であっても、1泊あたりの料金は30,000円を超えることも珍しくないホテルです。

そんな東京マリオットホテルですが、今回新型コロナウィルスの影響か、1泊20,000円程度で宿泊できる、ということで予約した次第です。

宿泊した部屋

私はマリオットグループ、2020年プラチナチャレンジの軌跡の記事にあるように、2020年2月末までにプラチナチャレンジを成功させたため、今はマリオットグループのプラチナエリート会員の資格を持っています。

その結果今回の宿泊においても、プラチナエリート会員の特典の1つである「お部屋のアップグレード」が期待されます。

そして、今回アサインされたお部屋は「スーペリアコーナーキングゲストルーム」となりました。

アップグレードされたこと事態は嬉しいのですが、スーペリアコーナーキングゲストルームとなると、ワンランクのみのアップグレードであり、ちょっと残念です。今の時期は、新型コロナウィルスの影響で、宿泊客も少ないはずですし、もっと上のランクの部屋が空いていたのでは?と思ってしまい、ちょっと残念です。

とはいえ、フロアは20階であり、品川から天王洲アイル側の景色を楽しむことができました。ホテルの窓際からすぐ真下を見ると、数分おきに東海道新幹線が走っている様子や、次々と往来する山手線・京浜東北線・湘南新宿ラインを見ることができ、さらにその少し先には、京急の電車の様子も見ることができました。また、時間帯に寄っては、羽田空港の新ルートを通って着陸に向かう飛行機の様子も見ることができます。

お部屋からの夜景はこんな感じで、抜群のロケーションです。

プラチナ特典は?

ラウンジ

プラチナ特典の1つであるラウンジアクセスについて、今回の宿泊では通常使われる最上階にある「エグゼクティブ・ラウンジ」を利用することはできませんでした。代わりに、1階のホテルフロントのすぐ隣にあるエリアが利用できました。普段、ここが何に使われているのか、わからないですが、良さそうなエリアです。

朝昼夜などいろいろな時間帯でラウンジに寄ってみましたが、ソフトドリンク、アルコール類、スナック類はどの時間帯でも置いてありましたが、軽食やデザート類については、どの時間帯においても置かれていませんでした。

朝食

プラチナ特典の1つの無料朝食については、ブッフェ形式ではなく、アメリカン・ブレックファスト形式での提供となりました。場所は、ホテル1階にあるラウンジ&ダイニング Gに案内されます。

レイト・チェックアウト

レイト・チェックアウトも問題なく適用することができました。プラチナ会員の場合、最大16:00までチェックアウト時刻を延ばすことができ、今回は名一杯延ばしてもらい、16:00にチェックアウトを行いました。チェックアウト後も、フロント横のラウンジキーを貸してもらうことができたので、18:00ごろまでラウンジで仕事をしてからの帰宅としました。

最近のマリオットグループの宿泊料金

本来、マリオットグループのホテルは、ホテルごとに設定されたランクである「カテゴリー」が値段に反映されることがほとんどです。ポイントでの宿泊は、完全にカテゴリー(と宿泊日のタイミング)によって決められています。つまり、カテゴリーの高いホテルほど高い宿泊費となり、逆にカテゴリーの低いホテルほど安く宿泊することができます。

しかしながら、最近は新型コロナウィルスによる需要の変化によって、宿泊料金がめちゃくちゃになっています。下記のキャプチャは、とある日の都内近郊エリアの1泊の宿泊料金です。

カテゴリー6の「コートヤード・バイ・マリオット東京ステーション」の値段がカテゴリー5の「コートヤード・マリオット銀座東武ホテル」や「シェラトン都ホテル東京」の値段を下回っているのが特徴的です。

他にも、カテゴリー6の「メズム東京、オートグラフ コレクション」とカテゴリー8の「ザ・プリンスギャラリー 東京紀尾井町、ラグジュアリーコレクションホテル」の値段の逆転具合も特徴的です。この2つのホテルはカテゴリーが2つとはいえ、「メズム東京、オートグラフ コレクション」は新しくできたホテルなので、価格が高騰しているのかもしれません。

まとめ

今回は、非常事態宣言明けの東京マリオットホテルに宿泊した様子をお届けしました。8月ごろから「Go To トラベルキャンペーン」が動き始めるという話も着々と進んでおり、今後の旅行業界は盛り上がっていくかもしれません。キャンペーンを使って安くなったタイミングで宿泊することも考えましたが、満室で満足のいく宿泊ができない可能性もあります。

今のタイミングであれば、日によっては安く宿泊することもできるようなので、ぜひホテルライフを満喫してみてはいかがでしょうか。