2021年7月下旬、大阪に仕事の用事があったため、大阪にあるフェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波に3連泊してきましたので、その様子を紹介したいと思います。

フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波について

フェアフィールド・ブランド

フェアフィールドブランドのホテルは、日本では積水ハウスとマリオットのコラボレーション事業である「Trip Base道の駅プロジェクト」で整備されたホテルがほとんどとなっています。ただし、フェアフィールド・ブランドを冠していても、道の駅には隣接しておらず、「Trip Base道の駅プロジェクト」とは別で運営されているホテルもあります。

日本では、今回の「フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波」の他に「フェアフィールド・バイ・マリオット札幌」が該当します。

マリオット系列のホテルというと、シティホテルやラグジュアリーホテルのように、高級ホテルのイメージが強い人も多いと思いますが、フェアフィールド・ブランドのホテルは、価格帯を抑えながらも、マリオットらしさを残したホテルとなっています。また、フェアフィールド・ブランドのホテルはどのホテルもお部屋の内装が統一されているので、初めていくエリアのホテルであっても、「フェアフィールド・ホテルに帰ってきた」という感覚を味わうことができます。

アクセス

フェアフィールド・ブランドのホテルはほとんどが道の駅に隣接し、車でのアクセスを基本としていることから、鉄道でのアクセスは少し不便であることが多いです。

その一方で、今回のフェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波は鉄道+徒歩でのアクセスも可能な点がその他のフェアフィールドとの違いと言えます。

実際、大阪駅からは大阪メトロ四つ橋線と徒歩で合わせて15分で到着でき、絶好の立地と言えます。

周辺環境

難波エリアの中では、閑静なエリアに位置するホテルとなります。ただし、不便な場所に位置しているわけではなく、徒歩8〜10分程度でなんばCITYやなんばパークスにのようなショッピングモールにもアクセスできます。

また、コンビニエンスストアも徒歩2分圏内に「セブンイレブン」「ミニストップ」「ファミリーマート」が揃っており、便利です。

今回の滞在

プラチナエリート特典

2021年のマリオット・プラチナ修行が完了、修行の全行程を公開!」の記事のように、今回の滞在時、プラチナエリート会員の資格を有しており、プラチナエリートとしての宿泊となりました。

プラチナエリートの特典は様々ありますが、

  • ご滞在ごとに50%のボーナスポイント
  • より望ましい客室へのアップグレード
  • ウェルカムギフトの選択(ポイント、朝食、アメニティ)
  • 午後4時までのレイトチェックアウト
  • ラウンジへのアクセス(ラウンジでの無料朝食含む)

が挙げられます。フェアフィールド・ブランドのホテルでは、クラブラウンジが存在しないので、「ラウンジへのアクセス(ラウンジでの無料朝食含む)」の特典を得ることができません。また、客室のランクも「スタンダード」と「スーペリア」の2種類しかなく、お部屋の大きさは同一となっており、一部の設備のみの違いであるため、「より望ましい客室へのアップグレード」も期待は難しいでしょう。

そのため、残りの特典の

  • ご滞在ごとに50%のボーナスポイント
  • ウェルカムギフトの選択(ポイント、朝食、アメニティ)
  • 午後4時までのレイトチェックアウト

を堪能することになります。ただし、通常のフェアフィールド・ブランドのホテルでは、ラウンジそのものが存在せず朝食をつけることができないですが、大阪難波のフェアフィールドの場合、朝食スペースがあり、朝食付きプランも存在します。そのため、プラチナエリート特典のラウンジアクセスによる無料朝食を得ることはできないですが、「ウェルカムギフトの選択」により朝食を選択することで、ホテルの朝食をいただくことができます。ただし、ウェルカムギフトによる朝食は、1回分の食事しかできないことに注意しましょう。

客室の様子

フェアフィールド・バイ・マリオットのお部屋は基本的に、ツインルームとキングルームの2タイプで構成されており、客室のランクはどの部屋も同じとなっています。今回の宿泊は1人での滞在だったため、迷わずキングルームを選択しています。

お部屋に入ったすぐの景色はこのようになっています(写真を撮り忘れたので、公式サイトなどから写真を借用しています)。

トイレやシャワールームなどの写真も撮り忘れていますが、その他のフェアフィールドのお部屋と同じ構成となっているため、以下の記事を参考にしてみてください。

ホテルの朝食

フェアフィールド・ブランドのホテルでは、プラチナエリートであってもラウンジが提供されていないので、無料朝食を利用することはできません。しかしながら、プラチナエリートのウェルカムギフトを使うことで、1滞在1回のみですが朝食をいただくことができます。今回、ウェルカムギフトを使って朝食をいただいたのでその様子も紹介します。

朝食はブッフェ形式ではなく、プレートでの提供がメインとなります。

このプレートでの食事の他に、パンやヨーグルト、飲み物はセルフサービスとなります。

ホテルのコワーキング・スペース

今回は利用しなかったですが、朝食会場のAlice Tableは、朝食時間が終わると清掃ののちにコワーキング・スペースに変わります。コワーキング・スペースの営業時間は、11:00〜21:00(最終チェックインは20:00)となっており、料金は1時間あたり660円または終日利用で2,200円となっています。

二毛作みたいな感じでうまい使い方だと思います。

客室での仕事

今回の大阪滞在では、仕事のために外出することも何度かありましたが、それ以外は基本的にホテルの客室にこもって仕事をしていました。フェアフィールド・バイ・マリオットのホテルでは、客室内の快適な作業スペースの確保が難しいのが現状です。ソファーとテーブルがあるので、最低限の仕事を行うことはできますが、長時間の仕事となると身体が厳しくなってきます。

とはいえ、ホテルの客室内かつ最小限の荷物の間でできることには限りがあります。

宇都宮のフェアフィールド・バイ・マリオット・ホテルでも似たようなことをやりましたが、こういう時は特設のスタンディング・デスクを作るのが良さそうです。

ということで、即席のスタンディング・デスクの出来上がりです。

アイロン台を使っているので、高さは比較的自由に調整することができます。もちろん、ベッドが汚れないように、アイロン台の脚の部分には持参したタオルを置いています。

気分転換で向きを変えることもできます。

立ちっぱなしで仕事をするのは足が少し疲れてしまいますが、運動不足になりやすいテレワーク環境ではちょうど良いです。

まとめ

今回は、マリオットホテルの仕事の出張と兼ねてテレワークのために、フェアフィールド・バイ・マリオット大阪難波に3連泊してきました。

フェアフィールド・ブランドのホテルはどのホテルも同じ設備で統一されていることもあり、初めていくホテルであっても一定の安心感が得られます。今回も、滞在の初日は夜の22:00くらいにホテルに到着しましたが、部屋に入っても「初めて滞在するお部屋」という実感はなく、「フェアフィールドに帰ってきた」という感覚が大きかったです。

フェアフィールドは他にもたくさんあるので、各地のフェアフィールドに泊まりながら楽しんでいきたいところです。