先日、東京・六本木にあるグランドハイアット東京 に宿泊してきました。グランドハイアット東京は、ハイアットブランドのホテルの中でも、パークハイアット、アンダーズに次いで高級な部類のホテルであり、日本では今回宿泊した「グランドハイアット東京」と「グランドハイアット福岡」の2つがあります。

グランドハイアットには、2019年9月に台北にあるグランドハイアット台北に宿泊したのが最後です。その際は、記事にもしましたが、グランドハイアット台北のスイートルームにアップグレードされ、過去で1番記憶に残っている宿泊となりました。

日本でも数少ない5つ星ホテルであり、アメリカン・エクスプレスのファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)の特典も利用可能なホテルです。今回は、FHRを使ってグランドハイアット東京に1泊してきましたので、その様子などを紹介したいと思います。ファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)の宿泊記は、2020年9月に宿泊したThe Okura Tokyoにもあるので、合わせてご覧ください。

グランドハイアット東京

アクセス

グランドハイアット東京は、六本木ヒルズに属する5つ星ホテルとなっています。六本木交差点周辺の騒がしいエリアからは徒歩10分程度の位置にあり、六本木と言いながらも比較的閑静なエリアにあります。

周辺環境

グランドハイアット周辺は、六本木ヒルズやテレビ朝日の本社があったり、ハイブランドのお店が道に並んでいるエリアに位置しています。また、徒歩10分程度で六本木交差点や西麻布といった日本でも有数の飲み屋があり、高級取りのサラリーマンなどが飲み明かしているようなイメージもあります。

幸い、宿泊した2021年9月は感染者数が徐々に減り出したタイミングであるとはいえ、緊急事態宣言の最中と言うこともあり、街中の人出は通常期よりもかなり少なくなっていました。

また、宿泊時は六本木でチームラボがteamLab Reconnectと題した展示を行っており、六本木の街中でアートとサウナによる新しい体験を提供していました。こちらは、同じアメックスのクレジットカードで一時期無料優待券のプレゼントを行っていましたので、自分も宿泊に合わせて、サウナを体験しました。

外観

六本木ヒルズの高級ホテルと言うと、あの高層ビルを思い描く人が多いでしょうが、六本木ヒルズはあの高層ビルのことを指すのではなく、その周辺にある映画館や展望台、ミュージアム、レジデンス、ホテルなどを含めたエリア一帯を指しています。その中で、オフィスビルとなっているあの高層ビルは、六本木ヒルズの中の「森タワー」と呼ばれています。

今回のグランドハイアット東京は、六本木ヒルズの中にあるホテルですが、森タワーではなく、その横に位置しているホテルとなり、外観は以下のようになっています。

この写真では、ちょうど隠れてしまったいますが、このホテルの建物の奥に森タワーが鎮座しており、森タワーと比べると低く感じてしまいます。

今回の予約

今回は、アメリカン・エクスプレス・プラチナカードのファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR) の特典を使って宿泊予約を行いました。アメリカン・エクスプレス・プラチナカードは、アメックスのクレジットカードの中でセンチュリオン・カードに次ぐランクのクレジットカードであり、年会費が130,000円とその他のクレジットカードと比べると破格とも言えます。しかしながら、その付帯サービスも抜群に良いものとなっています。

今回予約に使ったファイン・ホテル・アンド・リゾート(FHR)は、アメックスが提携しているホテルを対象に、特別優待価格で予約することができ、またいくつかの特典を利用することができます。FHRで多い優待としては、

  • 12:00からのアーリーチェックイン(当日の空室状況による)
  • 16:00までのレイトチェックアウト
  • お部屋のワンランクのアップグレード
  • 2名分の朝食サービス
  • レストラン利用など、館内施設で使える100ドル相当のクレジット

などがあり、今回の宿泊では上記の特典が全て利用することができました。

昨年、FHRを利用してオークラホテルトーキョーに宿泊した時は、2泊目の無料宿泊もキャンペーンで獲得することができましたが、今回はそのようなキャンペーンはありませんでした。

今回、予約した部屋はシティービューの1キングルーム(42m2) の客室で、2名1室の料金が32,000円となりました。

お部屋の様子

アサインされたお部屋

宿泊の当日、仕事の都合によりアーリーチェックインを行うことはできませんでしたが、夕方ごろ、チェックインを行い、そのままグランドハイアットのレストランで食事を取ったあと部屋に入りました。

今回の宿泊では予定通り1段階のアップグレードが適用された結果、宿泊した部屋はデラックス・キング・ルームとなりました。部屋の広さは55m2あり、予約した部屋と比べ、13m2ほど広い部屋となりました。

お部屋の様子

お部屋の全景の良い写真が手元になかったので、公式Webサイトからの引用となります。

今回は、ホテルからのウェルカムドリンクという形で深大寺ビールをいただきました。大量の氷で冷やされた状態で置かれていたので、食事の後部屋に戻った後でもキンキンに冷えており、食後のビールを楽しめました。

窓の外の景色はこのようになっています。六本木のホテルというと、周りは高層ビルがたくさん並んでいる状態をイメージしてしまいがちですが、方角が良いからか、窓の外の景色は開けており、東京の夜景を眺めながら夜を過ごすことができます。

残念ながら、六本木とはいえ、東京タワーのある方角とは反対側を向いた部屋になるので、部屋から東京タワーを眺めることはできません。

お風呂、洗面所はこのように豪華な作りになっています。水回りはちゃんとトイレとお風呂が分かれた作りになっており、お風呂の洗い場もちゃんと設定されています。またシャワーはレインシャワーも備えており贅沢な感じがします。

アメニティは、BALMAIN Paris(バルマン) のものが使われています。バルマンはファッション・ブランドの色が強いですが、グランドハイアット東京のアメニティにも使われているように、ヘアケアアイテムも販売しています。

ホテル内のその他の施設

スパ・フィットネス

今回の宿泊では、ラウンジアクセスはついていないため、クラブラウンジへの訪問はできずで残念な点もありましたが、グランドハイアット東京には高級ジムの施設もあり、今回はラウンジの代わりにそちらに行くことにしました。

特に、スパ・フィットネスのNAGOMIにあるプール・ジャグジーは厳かな雰囲気が漂っています。プールでの写真撮影は禁止ということで、公式Webサイトからの引用となりますが、下の様子を見たら、一度は行ってみたくなるかと思います。中央部にある円形で白く光っているエリアがジャグジーとなっており、プールで泳ぐ前後はこのジャグジーでゆったりすることができます。

朝食会場

朝食は、オールデイダイニング「フレンチ キッチン」でビュッフェ形式での提供となります。普段の食事はダイエットのために控えめにしていますが、こういったホテルに宿泊するときなどは我慢することなく、思いっきり食べるようにしています。

まとめ

今回は、16:00のレイトチェックアウトを利用することができたので、16:00ギリギリまでお部屋でゆっくり過ごした上で、チェックアウトさせていただきました。

今回の宿泊では、38,000円の宿泊料金でしたが、実際にはワンランク上のお部屋にアップグレードしていただいた上に、100ドル(10,000円)のホテルクレジットもついているファイン・ホテル・アンド・リゾートを利用することができたので、お得なホテル宿泊を行うことができました。

毎年年に1回くらいはこのような贅沢をして過ごすのもいいですね。