JALの「どこかにマイル」を使って、徳島に行ってきました。徳島に行った、と言っても徳島を観光したわけではなく、今回は、徳島に到着後、そのままフェリーに乗って徳島港から和歌山港に行き、さらに特急くろしお号に乗って大阪まで北上。大阪で1泊したのちに、バスを使って三宮・淡路島を経由し徳島に戻り、またJAL便で羽田に戻ってくるような行程を辿ることになりました。

どこかにマイルで参る徳島旅行② 羽田空港→徳島空港編どこかにマイルで参る徳島旅行③ 徳島港→和歌山港で既に和歌山駅に到着するまでをご紹介済みなので、本記事では和歌山駅から新大阪、三宮、淡路島、徳島と移動する行程を紹介したいと思います。

なお、今回の旅行では、途中大阪で宿泊をしていますが、本ブログでは大阪での宿泊については省略させていただいております。

特急くろしお号で新大阪駅へ

和歌山駅に到着後は数分の乗り換え時間で特急くろしお号に乗車することができる時刻表でした。事前に徳島駅で和歌山駅から特急券を購入していたので、急ぐことなく乗車できる予定でした。しかし、購入していた特急券は自由席だったため、指定席に変更するために、一度改札を出る必要がありました。

ちなみに今回購入した特急券はこちら。「乗変」と書かれているのが、自由席から特急券に変更した時のマークです。

和歌山駅から新大阪駅までが特急くろしお26号の指定席、そして新大阪駅から新神戸駅までの新幹線自由席を乗り継ぎ割引で購入しました。購入時ではまだ宿泊地を決めておらず、神戸市内で宿泊する可能性があったことと、新神戸までの新幹線自由席を一緒に購入することで乗り継ぎ割引が適用になるため、このようなチケットの購入としました。

乗り継ぎ割引とは、同一日に新幹線と在来線特急を乗り継いで利用する場合、在来線特急料金・在来線指定席料金が半額になる制度 です。

今回のチケット購入時の計算は以下のようになります。

  • 和歌山から新大阪まで特急くろしお号の通常の特急料金(指定席利用): 1,690円
  • 和歌山から新神戸まで乗り継ぎ割引を使った時の特急料金: 1,600円(740円+860円)
  • 和歌山から新神戸まで乗り継ぎ割引を使わなかった時の特急料金: 2,550円

このように、普通に特急くろしお号の指定席特急料金を購入するよりも、(新大阪〜新神戸の新幹線特急券を放棄したとしても)新神戸までの 新幹線特急券を購入した方が結果的に安くなる こともあります。なので、長距離の在来線特急に乗車するときは、乗り継ぎ割引を利用できるように余分に購入する方が安くなる可能性があるので、十分吟味して購入すると良いでしょう。

今回乗車する特急くろしお号はこちらの287系。

こちらは今回の乗車時のGeo Trackerの記録。和歌山駅を出た後、泉南市を出てから天王寺駅あたりまで一直線の線路を走っていることがよく分かります。

大阪駅から三宮駅へ電車で移動

宿泊が大阪になったため、神戸までは新幹線ではなく在来線での移動となりました。大阪駅から徳島駅に向かう高速バスに乗車することもできましたが、久しぶりに新しくなった大阪駅の構内を見て行きたかったため、このような旅程としました。

大阪に住んでいたのは約10年前になり、大阪駅構内をゆっくり散策したのは久しぶりです。自分が東京に引越してからかなり構内が変わったようで、新鮮な気分になりました。

この距離は普通の快速電車の移動ということで、特筆すべきことはないため、このくらいにしておきます。

三宮駅から高速バスで淡路島を経由し徳島へ

三宮からは高速バスで向かいます。鉄道で徳島まで行く場合は、三宮からそのまま山陽本線を岡山まで進み、岡山から特急うずしお号などに乗る必要があります。岡山まで新幹線を使ったとしても、運賃は3倍、かつ所要時間はバスよりも長くなるため、ここはバスでの移動が最適です。

三宮から徳島へのバスは、

  • JR四国バス
  • 阪神バス
  • 神姫バス

などが運行しており、30分に1本ほどのペースで出ているので、事前の予約をしなくても十分に乗車可能です。ただ、三宮駅のバスターミナルは何箇所かあるので、少し早めに三宮駅に到着する方が良いと思います。

こちらは、淡路島に渡る手前の明石海峡大橋。

こちらは、淡路島内の高速道路の見晴らしのいい地域を走っている様子。高台の上を走っていると、海と街中と山の雰囲気が3つ全て同時に見れるので、とても素晴らしいです。

三宮から徳島までのバスの全行程のGeo Trackerはこちら。所要時間はほぼちょうど2時間、移動距離は約100kmとなりました。

徳島駅に到着後は、そのまま徳島空港に向かうバスに乗り換えて徳島空港に向かいました。

まとめ

今回は、和歌山駅から大阪駅を経由し、再び徳島に戻ってくる様子をご紹介しました。普段は鉄道や飛行機を中心に乗っていますが、今回は久しぶりの長距離のバスに乗車しました。今回のように鉄道での移動が不便な地域の移動では高速バスが発達しているため、今後も利用して行きたいと思いました。